ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

次こそはできたら行きたいと思っています|EXPO EXPO/中華芸術宮/国際博覧会

 

EXPO(万博)に行ったことがある方ってどのくらいいるのでしょう。大阪に住んでいた時に、万博記念公園のわりと近くに住んでいたこともあったのと、公園内にある「みんぱく(国立民俗学博物館)」で海外旅行気分を味わうことがお気に入りの過ごし方だったこともあって、万博公園にはちょくちょく行っていました。が、大阪万博の時はまだ生まれていなかったためリアルタイムでは行っておらず、その後の万博も1度も行ったことがありません。

そんなわけなので万博ってどんな感じなのか実感がない。モリゾーとキッコロのことはかろうじて覚えています。リアルに実体を伴って思い出せる唯一のEXPOといえば、m-floの2001年のアルバム「EXPO EXPO」。

EXPO EXPO

EXPO EXPO

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「バーチャルEXPO 2012」という「ヘルメット型のシミュレーションギア」を通じたバーチャル空間での2012年開催のバーチャル万博をテーマにした設定のアルバム。インタールード部分のところでかぶさるニュースキャストやナレーション(服部真湖!)のつなぎもかっこいい。今久しぶりに聞いたら、南門のインタールードの入りが中国語だった。

ほとんどの、いや、ほぼほぼすべての方にとってまったくどうでもいいような情報ですが、わたしはこのアルバムの中ではタイトルナンバーの「EXPO EXPO」と「magenta rain」がお気に入りです。(2023年3月現在)

Tracks: 1. 正門 (Interlude) → 2. prism → 3. 東門 (Interlude) → 4. EXPO EXPO → 5. What It Is → 6. orbit-3 → 7. 南門 (Interlude) → 8. Dispatch → 9. magenta rain → 10. 中央タワー (Interlude) → 11. come again → 12. 西門 (Interlude) → 13. Yours only, → 14. How You Like Me Now → 15. アリガトウ (Interlude) → 16. The Bandwagon

今住んでいる上海でも2010年に万博を開催しています。上海の観光ガイドやパンフレットなどを見ると、いくつかのアイコン的なランドマークたちと並んで、ちょいちょい見かける中国現代アートの美術館「中華芸術宮(China Art Museum)」があります。

この前はじめて(外回りだけ)行ってきました。この美術館の建物が上海万博の時の中国パビリオンだったのですって。紅、そしてひたすら大きい。イコール中国。

地図の絵と同じ

地下鉄の駅もパビリオン風

近くのBMWも写真スポットにしてる

ファンプー河沿いの世博公園

大阪は「万博公園」(ほんとうは万博記念公園だけど、万博公園って言いますよね)だけど、上海は「世博公園」なんですね。ってもちろんどちらでも良いのですが。

この呼び名ですが、コトバンクに記載の解説を見ると「国際博覧会(International Expositions)」が世界統一での正式名称っぽいです。またはEXPO。

しかーし、日本では万博とよんでいるように、他の国でもよび名はいろいろ。アメリカではworld's fair、イギリスではgreat exhibition、フランスはexposition universelle、中国は世博会とよばれています。(日本大百科辞典、Wkipedia参照)そういえば愛知のときは「愛・地球博」なんてすごい名前がついていた。

日本の次の万博は、あのミャクミャクでおなじみの、2025年大阪・関西万博。書き始めると止まらなくなりそうなので、今回こそはできたら行きたいと思っていますと書いて終わりにしようと思います。

www.expo2025.or.jp

おまけ:

今年(2023)のEXPO開催地は、開催権をアメリカのミネソタと、ポーランドのウッチに競り勝ったアルゼンチンのブエノスアイレス。だったはずなのですが、2020年10月の段階で「コロナ禍と経済危機のため、博覧会会場の建設工事を開始することができずーーー」と発表されたとのこと。要は、開催中止だそうです。万博中止とかって初めて聞いた。ふふ