イポーのすてきなところは、もやしの街(もとい、美食の街)であるのと同時に、まち歩きが楽しいところ。街のいたるところでウォールアートを見ることができる。
壁に描かれた絵たちがまとまっている通りもあるし
もうだいぶ消えかけている絵もある(Hummingbird/ハチドリ)
マレーシアのペナン島、世界遺産の街ジョージタウンに住むリトアニア出身のアーティスト、アーネスト・ザカレビッチ(Ernest Zacharevic)の作品が特に有名。「イポーの街のどこか」を切り取ったようなやさしい絵。
ジョージタウンのウォールアートは前から知っていて、本当はイポーではなくジョージタウンに行こうかなと思っていたのだけれど、世界一美味しいもやしに惹かれてイポーに来たら、ここでもザカレビッチのアートが見れるとは!知らなかったから、なんか得した気分。
ページ下に彼のイポーでの作品や制作の様子をまとめた、イポー市公式サイトのリンクをはってみました。
よく見ると台車はホンモノ。2Dと3Dの合作アートも多かった
階段の上に店員さんがいるみたい
棚に並んだソイミルクの箱もホンモノ
絵はなくてもアートっぽ
歩き疲れたら美食の街なのでいくらでも食べたいものがある(みんな大好きちょっと固めのプリン)
おじさんは麺(おじさんもアートになりそう)
ストリート・アートの好きなところは、バスキアやバンクシーのようにもういない人も現役の人も、どんなに有名な人の作品でも、まったく無名な人の作品でも、同じように雨風にさらされて、いつかは消えてしまうかもしれないし、夜中に悪い人がやってきてペンキをバシャっとかけてしまうかもしれないしから、次に行ったときにまた見ることができるとは限らない。そんな危ういところも魅力のひとつかも。