今日はマレー鉄道に乗る。要予約。ネットで予約を入れ、支払おうとするもカードがはじかれ決済できず。そんなわけで、イポーで宿泊していたホテルのなんでも知ってる、ステキなお姉さんに代わりにチケット買ってもらった。ありがとう。
猫さんが道案内
イポーは「ホワイトコーヒー」が有名。アラビカ豆・ロブスタ豆・リベリカ豆の3種を調合し、パームオイル製のマーガリンで焙煎した豆のコーヒーで、コンデンスミルクを入れて飲むのがローカル風。1回だけ飲んだけれど甘かった、もちろん。
イポーの駅、レトロな駅舎がステキすぎる
1800年代に建てられた駅舎には、現在は営業を停止しているが、マジェスティック・ステーションホテルという名のホテル(東京ステーションホテルみたい)が併設されていた。
猫に迎えられる
お清めをして、お祈り。駅舎にムスリムスペースがあるのがイスラム教の国らしさ(中国のムスリムじゃないのでもちろん毛氏の写真も習氏の写真もない)
電車が来た
言うほど寒くないと思っていたけれど1時間くらい経ったら鬼寒くなった。防寒対策は必須。因みにシートはまわらないので、進行方向を確認してから予約すべし(ホテルのお姉さん情報)
クアラルンプールのKLセントラル駅に到着。都会!
乗り換えて、バスターミナル(TBS)へ移動
スマホがなかったころの旅ってほんと大変だった。どうやって旅していたんだろう。今はどこの国も飛行機降りたらSIMを売っているブースがあるので、SIMさえ入れたらスマホが使える。ああ便利。
スマホでバスターミナルへの行き方をチェックして、チケット(トークン)を買おうとしたら近くにいた人の「バスターミナルならこっちの方が安くて早く行けるよ」と違う路線を教えてくれるありがたいお声。あ、ほんと?ありがとうとそっちから行こうとするも・・わからなくなっちゃいました。親切に迷わされるあるある。スマホの意味。
近くにいた女性に聞くと、運良く同じ方向に行くというので一緒に行くことにしたのですが、彼女もはじめて使う乗り換えと言うじゃないですか。たまたま仕事ではじめてKLセントラルに来たらしい。
・・でふたりで迷う。まじかーと思ったけど、旅ってこんなもんですよね。
おかげで彼女ともいろいろ話せて楽しかった。中華系の彼女はマレー語も英語も中国語(普通話)も話せるけれど、家ではマレーシアン・ホッキエン(Malaysian Hokkien/福建話)なんですって。カントン語もわかるらしい。中華系と言ってもいろんなオリジンの華人がいて、華僑の中でも多民族だった。
いろんな話をしているうちに目的の駅に到着。彼女と別れてバスターミナルへ向かう。
30分あれば来れるところを1時間くらいかかった
バスチケットカウンター。チケットの自販機もあるし、ネットでも購入できるのですが、これまたわたしのカードがはじかれる。しょうがないのでカウンターに並んで買いました。
3列シートのバスで2時間くらい移動します
バスターミナルに到着
猫に迎えられた
ドライバーさんはタバコ休憩
ターミナルの中。マレー系のマネキンはインド系よりエレガント
イポーでは同じく日本人のひとり旅の女性とも話した。何度目かのマレーシアで、まだ行ったことのない街を潰していく感じで、数日休みが取れるとマレーシアに来るらしい。すごいな。彼女の話もいろいろほんと面白かった。
行ったことのないどこかの国も誰かが既に行っていて、動画や写真で見ることができるし、どこに行っても、誰かの何かで見たことがある風景ばかりなんだけれど、それでもやっぱり自分でそこに行って見てみたいし、偶然そこで人に会って話をしたり、知らない人と一緒に迷ったり、地元の猫に会うことは誰かの動画ではできないので、やっぱり自分で旅に行きたくなるのかな。
ものすごい優柔不断なので、ホテルや交通手段、毎日することをその都度決めなくちゃいけないことや、ちょいちょい迷ったりするのはほんと疲れるけど。