ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

山形で過ごす1日

 

 

山形の「だし」をご存知だろうか。なす、きゅうり、みょうが、青じそ、などの夏の野菜を細かく刻んで作り、は薬味として食す「だし」。ホテルの朝食に登場し、山形にいることを実感、感涙。ここが旅のハイライトじゃないかと思うくらい。

朝晩の寒暖差と、実直な山形県民の作り出す食の美味しさは東北1だと思う。お蕎麦も、野菜も、果物も、日本海にも面しているのでお魚も全部美味しい。夫はお米と梅干しに旅のクライマックス感だったみたい。

www.maff.go.jp

いよいよ山形旅のはじまり。というのに、リモートで仕事の夫。しょっぱなから3時間ほどひとり時間ができたので、いまいま行ける美容室を探す。

これも旅のひとつと思って行ってみる。スタイリストさんの山形ネタトークを満喫しながらカラーとカットとヘッドスパ。炭酸水シャンプー気持ち良し。スッキリしてぶらぶら。

f:id:pucayu:20231014103958j:imageメキシカン食べたい

f:id:pucayu:20231014100247j:image市内の塾、さすが

仕事の終わった夫と合流し、市内のレトロ建築を巡り。

f:id:pucayu:20231014103939j:image小さな教会がかわいい

大正ロマンな重厚感のある旧県庁舎

隣りはレンガ造りの旧県会議事堂

ドラマとか映画の撮影でも使われて、国の重要文化財にも指定されている。旧庁舎の時計台は、稼働している中で札幌の時計台に次いで2番目に古いんですって。歩いているだけでテンションが上がって来る大物レトロビルですが、さらにすごいのがこの大物物件を全部無料公開してる山形県

お水だって無料 ♪

霞城公園内、14角形の回廊のある元病院

3階に続く螺旋階段(登れるのは2階まで)が最高過ぎた。ここも無料。太っ腹すぎる山形。

山形だけに(?)びっくりするくらい山が近い。晴天になったり、雲行きが一気に怪しくなる1日。

続いて向かうのは、朝食で夫がいたく気に入った伝承400年の希少種「谷沢梅(やさわうめ)」の梅干しを上海に連れて帰るべく、寒河江(さがえ)市谷沢へ。

地産のおいしいものが勢揃いしている道の駅へ。寒河江はサクランボエリアとしても有名で、道の駅の名前は「チェリーランド」。

つっこみどろの多い商品を見つけるのも道の駅のたのしみ。梅干しも買えた。冷たいお蕎麦(しかも安いの)が美味しかった!

我が宮城とここ山形は「いも煮県」で、代表的な違いは、宮城のいも煮は味噌ベースに豚肉、山形はや醤油ベースに牛肉。

他県の方にはほんとどうでもいいような話ですが、いも煮ダービー的な話題は東北の秋の風物詩。秋晴れのお休みに、家族や友だちと河原でわいわい大きな鍋で作って食べるのが「いも煮会」、東北人のたしなみです。なつかしやー

宿泊していたホテルの宴会場でも芋煮会をやっていた(もはやただの宴会?)

夜の帳が下りるころ、この日の最後に向かったのは銀山温泉。山の間を流れる銀山川の両岸に軒を並べるレトロな温泉旅館は夜景のとても美しい温泉。是非とも泊まりたかったのですが宿が取れず、夜景を一目見に立ち寄ってみた。

次は雪景色の夜景をお泊まりで楽しみたい

写真でしか見たことのない銀山温泉にいるなんて、うっとりです。温泉には入っていないことも忘れるくらい。ノスタルジックな温泉街、実際の景色はこの写真の9割り増し。。次は絶対温泉も入る!

美味しい朝ごはんと美容室から始まった1日を銀山温泉で終え、山形市内に戻ります。