今年何度目かの初詣。もうただの詣。先日明治神宮へ行ってきた。伊勢神宮などもそうだけれど、神社のこういうところを歩いていると全身浄化されているような気分になる。さわやか。春日大社だけは鹿が気になりすぎて浄化作用を感じなかったけれど。
ご存知の通り明治神宮はもともと森に建造された神社ではなく、明治天皇と皇太后を御祭神とする人工の森。100年もすると人工森もこんなに立派な森になるんだ。SF映画に出てくる廃墟になった未来都市のように、東京の街も100年くらい放置したら明治神宮の森からどんどん花粉が飛び散って森になってしまうのかも。
テレビで見る初詣の光景ほどではなかったけれどこの日もたくさんの参拝者がいた。神社に来たときの楽しみのひとつは、他人の絵馬を読むこと。この日もじっくり読んできた。
さすがインバウンド人気第2位の神社(☆参照サイト1位だと思っていたら2位)なだけあって、外国人の絵馬も多かった。欧米観光客あるあるなのが1枚の絵馬に全員で願い事を書くパターン。それはもう寄せ書き。
絵馬の慣習のある中国人観光客はみんなひとり1枚ずつ書いていた。どこの国の人よりも受験関連の願い事を書いている人が多い。かなり本気の絵馬。
日本人の絵馬に特有なのは「誰かのための願い事」。親子や親戚、恋人、そして推しの芸能人。アーティストとかアイドル(たまごのたまごみたいなアイドルも含め)の願掛け、かなり熱量高めに思いの丈を綴っている。
今年は干支がヘビで描きやすいからか、絵馬にヘビのイラストを描いている人も多かった。馬や牛のイラストってあまり見たことがないかも?
外国人観光客の服もついつい見ちゃう。ちょっと陽が差すとすぐ脱いじゃう国の男子とか。なんかちょっと気になっちゃうやつとか。
OPTIMISTIC(楽観的)ジャケ(pessimisticもあるのかな)
せっかくなのでお散歩がてら青山あたりでランチをしようかと歩くも、明治神宮から青山界隈までのちょっと気になるお店はどこもすごく並んでいてる。めったにこないエリアなのでいつ来ても久しぶりでいつも懐かしい〜と言っている。
日本橋に焼き魚食べに行こうか・・と諦めてすぐに馴染みの方面に行きたくなるのだけれど、せっかくなのだから青山でいい感じのランチしたい。
ここにしようと良さげなビストロに入ろうとしたら貸切で、結局・・
中国茶房8に行くことに
ワインと紹興酒が同列
雑な感じとネオンが平成の中華料理感
ぎりぎりランチタイムだった
わたしはサンラータンメン
2001年オープンの24時間営業の中華料理屋さん。中華料理のお店らしく、ものすごいメニューが揃っているので食べたい普通の中華料理ならだいたいなんでもある(はず)。
今やコンビニも外国人店員だらけなので、ここも当然のごとく中国人店員しかいなかった。ここは中国かと思うような感じで、中国人グループが数種類の大皿料理やスープを直ばしでつつき、白米(ランチ中はごはんもセルフで食べ放題)でおかずを食べていた。
ちょっとボリュームありすぎだけれど、わたしのサンラータンメンも美味しかった。きのことたけのこをスッパ辛いスープで食べる麺料理ってほんといい。
青山でいい感じのランチをするつもりだったのに、青山で上野御徒町なランチになってしまった。