デリバリーパラダイスの上海。スーパーなどで買う生鮮食品や日曜品のお買い物もすっかりデリバリーのお世話になっています。
週に1回程度、ネットスーパー系まとめてお肉や野菜などを購入しています。これは日本のネットスーパーなどと同じようなシステムです。
もうひとつとても便利なのは必要に応じて「牛乳がなくなった」「あ、アイスがもうなくなる」という時に、デリバリーアプリから提携のスーパーを選んでデリバリーしてもらうタイプ。
その他ピンポイントでここの野菜、ここの魚屋などを織り交ぜつつ、上記の2タイプをメインにわたしの日常の買い物が成り立っています。便利な世の中です。楽チン楽チン。
が、しかし。ほんとうに楽チン楽チン……なのか?ということもしばしば。
本日はこのデリバリーアプリでの買い物のはなし。
アプリのシステムは大まかに言うと、アプリから買い物をし、決済。アプリ経由で注文を受けたお店は注文の品物を用意。アサインされたドライバー(上海は電動バイクの人が圧倒的)がお店で商品をピックアップしデリバリー。わたしは自宅で商品を受け取り、お店とドライバーをアプリで評価する(任意)。おそらくこんな感じだと思うのです。
わたしは自宅で受け取るだけなのですが、この受け取った品物がおやおや?これは購入したものではないぞということあります。たとえば、ある時はこんなことが。
「まあいいや、低脂肪乳でもいいでしょう」「まあいいや、450mlは売り切れちゃったから大きいの入れとけばよろこんでくれるでしょう」と思ったかどうかは知りませんが、どなたかの独断で、あるいは本当に偶然のミスによって、わたしがオーダーしたものたは微妙に違う牛乳が我が家にやってくるのです。
本来であれば、注文した商品がないとか、タイムラグの間に売り切れてしまったなどの時には電話やショートメッセージがくるのですが、なんにせよ人が判断することなのでそのあたりはまあなあなあ……なの?
購入する段階で、支払い決済も済んでいるので自分が100円で決済したものに、200円あとから請求されるということは ないのですが……いいのかな。
商品のパッキングをする人のさじ加減で、当たらずといえども遠からず的な商品が配達されるドキドキ。
今回の牛乳程度のことであれば、低脂肪乳でもまあいいかと思いますし、大きいサイズがきたらラッキーと思うので問題ナシです。
が、しかし。ほんとうに問題ナシ……なのか?ということもしばしば。
時々「辛ラーメン」の袋麺を食べるのですが、中国では辛ラーメンだけではなく、シリーズ商品がいろいろ販売されています。ここ最近のわたしの好みは辛ラーメンシリーズの「キムチラーメン」です。
そんなわけで時折キムチラーメンを購入します。
こ、これは……。「まあいいや」の範疇を超えているのではと思うのですが、いかがでしょう。これもあながち間違いではないカテゴリーなのでしょうか。
いずれにしても毎回スーパーからのデリバリー商品が家に到着するたびに、地味にドキドキしています。
楽チンで問題ナシなのかどうかは、わたしの判断に委ねられているような、試される上海のデリバリー事情。