手づかみ派？それともフォークとナイフ派？｜ピザピザピザ

本日はあなたは何でピザを食べますか？の話です。

ピザ界ではよく上がるトピックで、USA系は手づかみでワイルドに、イタリアン系は「本場ではフォークとナイフで食べます」などのご意見が多いようです。そして最終的には「あつあつで美味しく食べれたらどちらでも良し」に落ち着くものが散見されます。

個人的には、手で食べるのか、カトラリーを使うのかというだけの話ではなく、ピザ文化そのものについての話ではないかと考えている今日このごろ。

おおざっぱなイメージですが、アメリカで思いつくピザの代表的なシーンというと、大きなピザを何枚かデリバリーしてみんなでシェアして食べるパーティーや、ピース売りのファストフード的な位置付けが多く、手で食べているシーンが思い浮かびます。

一方、イタリアでは餅は餅屋的な発想で、ピザはピザ専門のレストランで食べる！というイメージです。カジュアルであれ、有名店であれ、レストランで自分の目の前に置かれた一人前のピザを、フォークとナイフで食べる。シェアなんてもってのほか。

アメリカーンな感じ

どうでもいい話ですが、南米のブラジルやアルゼンチンはカトラリー・ピザ文化圏でした。イタリアからの移民が多い国だからでしょうか。

ブラジルに行く前に日本で勤めていた職場が、わりとよくピザをオーダーしてみんなで食べる会社（どんな会社）だったのですが、上の写真のようなピザを何枚かとってみんなでむしゃむしゃする手ピザカルチャーでした。そんな先入観があったせいか、ブラジルがカトラリー・ピザの国だったことに、ちょっとした驚きでした。日本の数倍から数十倍はワイルドにちがいないと思っていたブラジル人が、きっちりフォークとナイフでピザを食べているのを見た時の衝撃。ちょっとしたカルチャーショックでした。

余談ですが、ブラジルでは右手にフォーク、左手にナイフが基本です。そしてとっても綺麗好きなのです。道端のゴミはすごいですが、自宅はおそろしくピッカピカにするおうちが多いようです。余談でした。

そしてその後、お隣のアルゼンチンに住むのですが、こちらもフォークとナイフでピザを食べるカトラリー・ピザ圏でした。ちなみに、アルゼンチンは日本などと同じく、右手にナイフ、左手にフォークです。

イタリアーンな感じ

要は、ひとりピザか、シェアピザかの違いでしょうか。たとえばひとりピザの国のピザの存在は、例えて言えばラーメンのようなもので、絶対にシェアしてはいけないというルールはないけれど、シェアしないことが普通という共通認識があるように思うのです。

もしくは、食事ピザか、スナックピザかの違いでしょうか。ナポリのピザのようなピザだと、肝心のピザパートがでろんとしているので、ちょっとしたコツが必要そう、となるとフォークとナイフで食べた方がよさそう。

あるいは、「ピザ」か「ピッツァ」の違いでしょうか。ピザ国は手で食し、ピッツァ国はカトラリーでいただく。

ということは・・・、何の話なのかわからなくなってまいりました。おそらくその結果「あつあつで美味しく食べれたらどちらでも良し」ということになるのかもしれません。

今週のお題「ピザ」

控えめに言って今まで食べた中で一番美味しい冷凍ピザ｜森山ナポリ

「人生の最後に何を食べたい？」

多くの人が一度は話題にしたことがあると思うのですが、わたしのいつもの答えは「ピザかなー」でした。焼いたチーズが好きすぎて。

初めてピザ一枚まるまんまひとりで食べた時の感動たるや。今も忘れられません。もちろんレストランで食べる焼きたてのピザが一番美味しいことに疑いの余地はないのですが、デリバリーのピザも大好き。人生のデリバリートップ１は間違いなくピザ。

ひとりの日にデリバリーして食べるピザは、みんなと食べる時とはひと味半くらい違った美味しさがあります。

あの美味しさが手軽に味わえるのにプラスして、デリバリーの人にこの人ひとりで食べる気なのかと思われていないかしら（食べるのですが）という羞恥心、こんなに高カロリーなものをぺろりとしていいのかという罪悪感など、いろいろ込みでのピザ。うっかり完食してしまった時の背徳感、自制心が働き残せた時の充実感、残ったピザが次に食べられる時を待っている満たされた時間も、冷めたピザをオーブンに入れ直し、待っている間もすべて含めて至福のひと時です。

そんな幸せいっぱいのピザライフですが、今まで踏み入れたことのない領域が「冷凍のピザ」です。できることならものすごく美味しいピザを食べたいわたしとしては、あえて自分から入っていかなくてもと、特に食指の動くことのなかった部門でした。

そんなレストランとデリバリーで満たされていたわたしのピザワールドに「ピンポーン」と玄関のチャイムを鳴らして届けられたのが、可愛いオレンジ色の六角形の箱に入った冷凍のピザです。友人から送られてきた、金沢の「森山ナポリ」のピザ。

ピンポーン

【公式】冷凍ピザの通販なら森山ナポリ｜森山ナポリのインスタグラム

ダブルチーズマルゲリータ

写真はお店のインスタグラムからですが、ご覧いただいている通り、これのどこが冷凍ピザなのでしょうな美味しさでした。お店のサイトにも「冷凍ピザの概念を変える、釜焼きピザ工房」とあるのですが、看板に偽りなし。

冷凍のピザでどうやってあのピザ生地になるのでしょう。ちょっとびっくりするくらいの美味しさ。具材たちももちろん絶品です。説明書にあったとおり、オリーブオイルを垂らして食べるとまたまた尚美味しくいただけます。

袋から出してトースターに入れただけなのに、あんなに美味しいものが焼き上がるとは。我が家の恐ろしく古いトースター、実はあの中は金沢のピザ窯かも、いや、ナポリのピザ窯なのかもしれません。

レストランピザ、デリバリーピザに、冷凍ピザも仲間入り。あと何ピザがあるんだろう。なんにせよ安泰のピザライフです。

今週のお題「ピザ」

ひとり旅、ふたり旅、みんな旅

アンティグアのデコバスターミナル｜グアテマラ

アンティグアのコンビニ｜グアテマラ

ここ２、３年していなかったひとり旅をしたいなと思って迎えた2020年。

ひとり旅、好きです。ふたり旅と何が違うのか。旅のスタイルは人それぞれなので他の人のひとり旅のことはわからないですが、わたしのお好みとしては、ひたすら自由なことがひとり旅の醍醐味。

今回写真に貼ったグアテマラは、マイルでチケットを取り、まずは古都アンティグアに向かおうまで決め、そのあとはノープラン。このお庭の可愛いところに泊まってみよう、たまたまバスの時間が合う村に行ってみよう、今日市が立つ村に行ってみようなど、行き当たりばったりの村巡りはとても楽しかったです。

行き当たりばったりサイコー！・・・なんていうとんとん拍子なことばかりでもなく、旅によっては宿泊先を見つけられずまさかのキャンプ場テント泊や、知らないおじさんのバイクに乗せられて宿探しをしたり、やっと見つけた宿がおそろしく汚くて死にそうになったこともありました。

泊まる場所のことだけではなく、雨が降ったら村のカフェで一日中本を読んでいてもよし、そこが気に入ったら次の日も同じカフェにいてもよし、ツアーに参加してどこかに行ってもよし。何をしてもしなくても、誰のことを気にすることもなく、全部自分の自由というところが、ひとり旅ならではの楽しみです。

サンアントニオ・パロポの洗濯場｜グアテマラ

サンアントニオ・パロポの狭い道｜グアテマラ

これがふたり旅となると、楽しみはまったく変わってきます。せいぜい１週間程度の旅ですと、ふたり旅でひとり旅並みの自由度を発揮するのは時間的なロスも多すぎます。また、お互いの心地よいポイントが違ったり、お腹のすくタイミグだって違います。ギリギリまで何するのかがわからないことがストレスになる人もいますし、その場でひとつひとつすり合わせるのもまあストレス。不穏な空気が流れるのをできる限り避けたいわたしとしては、ふたり旅の時には、大枠の部分は事前にもう少し固めて置きたい派です。

ふたり旅、こちらも大好物です。ひとり旅にはないふたり旅の楽しみのひとつは、旅先での食事のバリエーションが一気に広がること。行く国や街にもよりますが、ちょっといいレストランなど、ひとりで入るのはためらわれるお店にもふたりなら余裕です。頼めるお皿の量もひとりよりふたりの方が俄然多いですし、ひとりの時よりもお酒も安心して飲めます。

もうひとつ、ふたり旅の楽しみは、旅のいろんなことを共有できること。すごい、きれい、こわい、おいしい、やばい、たのしい、おかしい・・・リアルタイムで目の前の景色と共に、いろんな感情を共感しあえるのはやはりふたり旅ならでは。さらに「あの時のあれ」はふたりが永遠に共有できる思い出。何年経ってもおなか痛いくらい笑える話や、何百回もこの話してるよね、という話があるっていいものです。

チチカステナンゴの市場｜グアテマラ

チチカステナンゴ｜グアテマラ

みんな旅、こちらは修学旅行や社員旅行、研修旅行などくらいしかありませんが、団体行動に対して反射的に拒否反応を示すタイプなので、ついつい行きたくない・・・と駄々をこねがち。行ってしまえば結構（というかかなり）楽しめてしまうのですが、また次の時には行きたくないわあとぶちぶち言ってしまいます。

子どもの頃は、父の勤めていた会社の慰安旅行は、家族もみんな参加型でした。今やそんな会社ってあるのかしら・・と思っていたら、中国に来てからは夫の勤めている会社の旅行が家族連れウエルカムのようです。そういえば数年前に、とある中国企業が5,000人だか10,000人規模のヨーロッパ社員旅行を決行しニュースになっていたことがあったような。

サンティアゴ・アトランティンの市場｜グアテマラ

アティトラン湖｜グアテマラ

はー。何旅でもいいので、早く旅を満喫できる世になりますように。

メガネメガネ付録

中学生のころからか、視力がぐっと下がり、以来なんらかの視力矯正を必要としています。普段使用しているものは度数順に、コンタクト 1 day（最強：ここまで強い必要はないだろうなレベルの度数が出ている）、家メガネ（中：運転ギリOK、でも夜の運転には不安）、仕事メガネ（最弱＋ブルーライトカット：せいぜいデスク周り）です。

家メガネが消えた後（前回のブログ）、しばらくの間普段のときも仕事メガネをかけていましたが、最弱＋ブルーライトカットのレンズのせいか、日常生活に若干支障があり、家メガネを新調することにいたしました。

POKER FACE 公式｜いつもめがねを作っているお店（仙台には２店舗）

メガネってみなさんどんな感じで選ぶのでしょう。わたしの顔にはこの形がベスト！とある程度決め打ちなのか、お店で手当たり次第かけてみて決めるのか。

昔はその都度違うタイプだったり、今回はこんなメガネをかけてみたいな、などと思っていた気がしますが、今はなんとなく似た感じのメガネが多いような気がします。ショップのサイトを眺めながら、形や素材のイメージをぼんやりつかんでお店に行きました。

当日は、お店で担当してくださった方が、話しながらさりげなくわたしのイメージを引き出しつつ、さくさくといくつかの候補を出しては下げ、出しては下げを繰り返し、あっという間に３つほどの候補が残りました。

ひとつはちょっとキリリな感じですが、結構嫌いじゃないかも？な（１）。ひとつはイメージと違いすぎておおっと思ったけれど、かけてみると意外に悪くないかも？の（２）。ひとつは驚きや意外性はなくしっくりくるもの（３）。

ど、どうしよう決められない。なんかどれでもよくなってきました。

いやいや、そうそう買い換えるものでもないのでちゃんと考えなくちゃ。まず２択にしなくてはと３つのメガネを改めて眺めていると、お店の方が（２）のメガネを持って「そういえばちょっと前に綾野剛がなんかでかけてたかも」と言う。……ということで（２）はなし、とそっと終幕。

綾野剛が悪いわけでは決してないのですが、家でメガネをかけるたびに（あーこれ綾野剛がかけてたメガネなんだ）と思い出し続けるかもしれないってなんかちょっと居心地が悪いと言いますか。いや、別に綾野剛がどうこうではないのですが。

お店の方に伺ってみました。「（１）と（３）ですが、こちらは誰かが雑誌でかけてたとか、何かご存知ですか？」すると「あ（１）は先日吉田羊さんが・・・」……はい、こちらもなしということで。いや、あの、いえ、吉田羊さんほんとステキです。

そんなわけで意外にあっさりと（３）のメガネにきまりました。家メガネとは言っても、旅先で朝ごはんを食べにちょっと外に出るときなど、外メガネの役割も担う責任重大なメガネですので、仕事メガネの倍くらいの時間をかけて選びました。

今回選ばれたメガネは、

こちらです

先日消えた家メガネもここのメガネでした。そしてその前か、前の前もここだったかもしれません。お店で試しがけているときは、持って来ていただいたものをかけているので、どこのメガネかは知らないのですが、最終的にここのメガネに行き着いているようです。

失くさないように気をつけなければ。

別冊メガネメガネ

我が家の平日の朝は、TBSの「あさチャン」の最後の20分くらいを割り当てられている、TBC東北放送の「ウォッチン！」というローカル情報番組を見ています。

「ウォッチン！」は県内の天気、ニュース、スポーツ、そしてふわっとした生まれ月の占いをお届けする、県内ニュースダイジェストな番組。この占い「前向きに過ごすと吉！」など、誰にでも当てはまりそうな、毒にも薬にもならないことばかりですが、意外に中毒性があり毎朝飽きずに見ています。

この日もいつもと同じように大人からこどもまで万人に当てはまる「6位 11月：忘れ物に注意して！」の占いをはいはいと見届けました。

この日は用事があって街に行くので、ついでにメガネを直してこようとバックの中にメガネを入れました。仕事メガネの他に、普段使いの家メガネがあるのですが、先日誤って家メガネの上に座ってしまったのです。ちょっと斜めってしまいまして、直してもらおうと思った次第。

POKER FACE 公式｜いつもめがねを作っているお店（仙台には２店舗）

そんなわけでカバンにメガネを入れて街へ出かけたわけですが、用を片付け、家路に向かうバスに乗り、はっメガネメガネです。すっかりメガネの存在を忘れ、お店に寄るのを忘れていました。せっかく持ってきたのにーとカバンの中を見ると・・・、お察しの通りです。

メガネがありません。この時はコンタクトをしてましたので、「あ、メガネかけてたわ」的なメガネメガネ状態ではありません。ーーーが、メガネがないことには間違いないようです。

まったく記憶にありません・・・スリ？！バス・地下鉄・街中すべてにおいてNO密でしたので、まずスリなどの可能性は限りなく少ないでしょう。そもそもお財布やスマホを残してメガネだけを盗みたいスリがいるのか不明です。

念のため落し物や忘れ物がないか、立ち寄った場所に聞いてみましたが見つからず。カバンに入れたと思ったけど、実は入れていなくって家にありました！！なんてこともなく。

思いつくようなことも何もないのですが、唯一思い浮かんだのは朝のウォッチンの占いです。

「6位 11月：忘れ物に注意して！」

メガネメガネ

ビザ申請などの準備のため、近所のコンビニにコピー機を使いに行きました。コピー機ってマルチですね。プリントしたり、免許書をデータに変換したり、一通りの作業が終わり、それらを持って今度は近くの郵便局へ行きました。

必要箇所を記入していると、以前住んでいたところの住所を書く必要があり、記憶が若干あやしかったのですが、そうだ免許書に書いてある、っとお財布から免許書を・・・

免許書！？

お察しの通りでございます。コピー機に置きっ放しにしてまいりました。は、恥ずかしい。あんなにブサイク免許書を・・・（恥ずかしがるポイントが違うきがしますけど）

書類を発送した後、そそくさとコンビニに戻りましたら、店員さんが微笑みをたたえて保管してくださっていました。ああ恥ずかしいー

翌日、送り先からメールがきました。「早速のご送付ありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーさて、Aにご署名いただきましたが、正しくはBにご署名が必要のため、お手数ではございますが再度ーーーーーーーーーーー」

違うところにサイン！？

署名する箇所を間違えるってどういうことでしょう。署名箇所がたくさんあったとかならともかく、そこに署名するだけなのに・・・（はぁ）

お恥ずかしいというか、情けないというか、自分のダメさを呪いつつ、再びコンビニへ。プリントし、署名箇所を３回くらい確認して署名をし、３回くらい署名した箇所を確認し、コンビニのポストに投函してお店を出ました。（ふぅ）

そして隣のお店に入って気がつきました。あ、メガネ忘れた。普段は外に出る時はコンタクトをしているのですが、仕事中にちょろっとコンビニへという状況だったので、お仕事メガネ（ブルーライトカットの入っているレンズ）のままで出てきてしまいました。

ブルーライトカットのメガネをお使いになっている方はわかると思うのですが、パソコンやスマホ使用時以外でかけると、角度によって見えにくかったり、青色の光がレンズに入るのが気になったりするのです。そんなわけでこの時もコピーを取る時に目の脇に入る光が気になってメガネをはずしたんです。

やーん、メガネメガネ。慌ててコンビニに戻り、コピー機のところにいくと、使用しているお客さまがひとり。「すみません、ここにメガネありませんでした？」と声をかけるも、ないようです。やーん、メガネメガネと記憶をフル逆回転で思い出そうとするも、コピー機しか思い出せず。カバンに入れたかな？カバンにもない。やーん、メガネメガネ。

はい、お察しの通りでございます。メガネ、かけていました。しかも頭ではなく普通に目に。そもそもなんでメガネ探したんだろ。

もうイヤになっちゃう・・・と、家路につきました。すると再びメールが。なんだか怪しいメール・・・要約すると・・・ビザ申請もろもろ一旦ストップ（当局より）。おぅ・・・。

いろいろ大騒ぎしましたが、一周回ってふりだしに戻る・・・

このメガネスタンド買おうかな

www.hacoa.net