ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

バーを間借りして営業するカフェでバスクチーズケーキをいただきます

 

先日、仙台のおいしいチーズケーキ特集がSNSで流れて来ました。チーズケーキ!どれも美味しそう。指先の導くままに、いくつかのお店のサイトやSNSをたどって行くと、その中のひとつ、グッとくるインスタグラムがありました。→ CHICCI(チッチ)公式Instagram

カフェの名前はCHICCI(チッチ)、インスタにならぶそのチーズケーキたち、どこか外国のカフェにありそうなアンニュイな雰囲気と、ザ・外国のサイズも甘さもバーンな雰囲気も漂わせています。気になる!

カフェの場所は、仙台市青葉区国分町国分町とは飲食店が集まる仙台の繁華街。夜の街にポップなチーズケーキ??こちらのカフェ、国分町で古くから営業している老舗バー「SHOT BAR 2355」を間借りして営業されているそうです。借りぐらしのチッチ!かわいい!(アリエッティ、観ておりませんが・・) 

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ここですね

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間借り営業中!

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夜のBarバージョンもイメージできます

お店のメニューは日替わりで、毎日更新されるインスタがメニューにもなっています。

いろんな方のSNSでフィーチャーされていたオレオチーズケーキにも心を引かれつつ、わたしの目当てはクリスマスまでの期間限定「シュトーレンバスチー」です。クリスマスシーズンといえば、ドライフルーツ、ナッツ、スパイスがたっぷりのシュトーレン、そのシュトーレン風のバスクチーズケーキです。

さてオーダーと思ったら、お店の方に「メニューには載っていないのですが、今日はラムレーズンのバスチーもあります」と。

「じゃあ、それで。」秒で心変わり。わたし、ラムレーズンが大好きなんです。

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ラムレーズンバスチー

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お・い・し・そ・う

見た目のどっっしり超濃厚なイメージとは違い、意外にもホールいけちゃうかもな絶妙な濃さ。絶品です。これは美味しい。クリーミーで、濃厚で、しっかりチージー、それにたっぷりとラムに使ったラムレーズン、なのにまったくもったりこない。お・い・し・いぃぃぃぃぃぃぃ。

大変美味しくいただいてまいりました。シュトーレンバスチーはまた次の機会にいただきますね。

 

仙台ぷらぷらが今年のご褒美

 

いつもは「旅」こそが自分へのご褒美です。モーレツ会社員だったころは、休みにはいる前日までヒーヒー働き、休みに入る仕事終わりの日は、朝まで飲みそのまま空港コースが定番でした。結婚してからは、夫の年間カレンダーを手に入れたら、それに合わせてわたしの休みも前もって抜かりなく申請しておりました。

今年はコロナで「旅」とはいかなくなりましたので、旅に代わるご褒美はと考えたところ、せっかく仙台にいるのですから仙台の街をぷらぷらしようとなりました。

気になったものを見つけると、ブログに書こうと写真を撮るのですが、その場ではぶわーっと広がったブログネタが、いざ書こうとなるとしぼんでしまったり、何を書こうと思って撮ったのかまったく思い出せず、写真だけがカメラロールの中にいることもしばしば。そんなわけで、使われることなくたまっていたわたしのご褒美の残り画を並べてみます。

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挟まれてキューキューしてます。こういう想像力のかき立てられる建物気になるーと思ったわりに、いざ書こうと思ったら何も出てこなかった1枚。

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ここにも仙台銀座がある!と思ったら、違う方向から歩いてきただけでした。いくつ仙台銀座があるんだろうと興奮(?)したのも束の間な1枚。

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雰囲気のある古い町「立町(たちまち)」。老舗のお店などが多い、シックなエリアだったのですがいつのまにか(?)いろいろあってびっくりして撮りました。前からこんなのあったかしら。

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その立町にある老舗の天ぷら屋さん。小さな区画ですが、こういうのとか、そういうのとか、いろいろあります。小学校もあります。

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ここも立町。このもしゃもしゃの一軒家。定点観測のように何年か前から何度か撮ってますが、今回初出し(たぶん)。連続で立町ばかり並びましたが、ぜんぶ違う月の写真です。この辺りが好きなのかもしれません。

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仙台の秋、一瞬で通り過ぎていきました。11月の半ばころ。この日は美容室に行って、その足でカオソーイを食べに行く気満々だったのですが、着いたらお昼の営業が終わっていてすごくショックだった日の1枚。

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仙台の繁華街「国分町」、この狭いエリアにどれだけの飲食店があるんだろうといつも思います。大変な時と思いますが、なんとか頑張ってほしい。ここ、昔は路地があったのかしら。この中途半端なスペース、気になります。

今回は仙台の街の中心部の中でも、さらに中心部エリアです。一本奥に入っただけで、知らなかった場所や新たな発見があり、よいご褒美になりました。

ブラタモリみたいに、誰かに解説してもらいながら歩けたらもっとご褒美になるかも。

 

 

今週のお題「自分にご褒美」

お支払いの時になんて言う?|交通系ICカード

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PASMOApple Pay

Apple PayのPASMO、はじまる。」

今年の10月にこのニュースを見て「やっと!」と喜んだ方も多いのではないでしょうか。わたしもそのひとりです。Vamos, PASMOパスモ)!

通勤で使っていた路線が地下鉄(東京メトロ)のみの乗り継ぎだったので、作れる定期がパスモのみ、そんなわけでわたしの交通系ICカードパスモのみでした。

2016年の10月にApple PayでSuicaのサービスを開始したときには、スマホに定期が集約できたらすごく便利、「スイカいいなあー」とわりと本気で思ったものです。忘れ物する可能性のあるものも1個減ります。ステキです。

どれだけ羨ましがったところで、Suicaでは定期を作れないのでしょうがない。そして時は流れ、記憶からも消え去っていたところに、2020年10月Apple PayのPASMOサービス開始のお知らせでした。

さっそく使っているのですが、これほんと便利です。カバンからおもむろにスマホを出して、画面をアンロックしたりアプリを立ち上げることなく、バスも地下鉄もコンビニも、スマホを「ピ」とすればOK。めでたし、めでたし。

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が、しかし。

ここに来てひとつ問題が発生しました。コンビニでのお支払いです。

東京にいた時は、コンビニなどでの少額の支払いではパスモを使うことが多かったのです。ですが今年仙台に来て、コンビニでいつもの通り「パスモで」と言いましたら、店員さんとわたしの間に「パ・・・?」のような微妙な空気が流れたのです。

その店員さん、わたしの手にあるパスモを見て、すぐにあっと気がつかれたのですが、確かに仙台だと「パスモで」は聞き慣れないですよね。でもスイカじゃないのに「スイカで」って言うのも微妙だし・・・。

そんなことが過去にあり、その後は「(もにょもにょ)で」とにごしながらパスモを出して定員さんの目線に入れるというスペシャルテクニックを駆使しておりました。(応用編:「これで」と言ってカードを見せる)

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ちなみに仙台の交通系ICカードは「 icsca(イクスカ)」

が、しかしです。

Apple Payのパスモ、先ほど「カバンからおもむろにスマホを出して、画面をアンロックしたりアプリを立ち上げることなく、バスも地下鉄もコンビニも、スマホを「ピ」とすればOK。めでたし、めでたし。」とドヤ顔で申し上げました通りでして、スマホをかざすだけになったので、あのスペシャルテクニックが使えなくなってしまったのです。

「お支払いの時になんて言う?」とうとうこの問題と向き合う日が来たようです。どうしましょう。

画面を見せるわけでもないので、お店の人にはわからないのだから「スイカで」と言ってしまえばいいのかしら。そもそも、お店側の作業としては支払いの際にSuicaPASMOの区別をしているのでしょうか。それとも「交通系ICカード」ひとくくりなのでしょうか。だったら「コーツーケーで」とか言ったらいいかしら。(そんな言い方してる人見たことないけど)

言ってもパスモはまだ知名度があるのでなんとかなるような気がしないでもないですが、これが仮に東京で(北海道で、大阪で、福岡で)「イクスカで」と言って通じるのかという話です。

まあー通じないですよね。わたしですら「イクスカで」と言われたら「ん?何すか?」となると思います。都会で「イクスカで」と言って「は?」とされ、そのつれないリアクションに心折れ、おとなしい仙台人はひっそりとスイカパスモに乗り換えるのではないかしら。*icsca(イクスカ)は仙台市交通局の発行する交通系ICカードです。

どう言うのがお店の方もこちらもすっといけるのでしょう。・・・これって、世間一般では解決済みの案件なのでしょうか。

 

聖地巡礼|ずっと行きたかったところ、ずっと行ってみたいところ

ここ10年、15年程でしょうか、「聖地巡礼」とは、四国のお遍路さんでもなく、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラでもなく、アニメの聖地巡礼や、アイドルなどの推しの聖地巡礼のこととなっているようです。

作品の舞台や、好きな人が訪れた場所、それらの関連のある場所に自分も行ってみたい。同じ景色を見て、同じものを食べたり、写真を撮ってSNSにあげたり。

中国語の先生が日本のアイドルにすっかり心奪われた方で、日本に行ってはせっせとそのアイドルにまつわる場所を巡り、中国に来たとあれば立ち寄ったお店に行き同じメニューを食し、そんな思い出話を延々とレッスンでする(もちろん日本語で)、なんのレッスンだか・・ということもありました。(中国語レッスンあるあるです、たぶん)

わかります、わかります。どちらかといえばわたしもそういうのしたい派です。どのくらいの人が聖地巡礼経験があるのかざっと検索してみると、女性の約半数、全体の約4割ほどがなんらかの聖地巡礼経験があるようです。けっこうみんなしたいんですね。ふふ

本日は、わたしの聖地巡礼の思い出をちらり。この人は誰でしょう。

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ヒント1:幼少期に過ごした家

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ヒント2:若いころのバイクでの旅は映画に(奥の地図もヒント)

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ヒント3:バイクの名前はロシナンテ

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ヒント4:日記(けっこう神経質そうな字)

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ヒント5:青年期と幼少期(もうおわかりでしょうか)

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ヒント6:パスポート(パスポート写真がイケメンってすごい)

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正解:イケメン、もとい、チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラの博物館の思い出でした。ブエノスアイレスに次ぐアルゼンチン第2の都市コルドバの郊外にあるチェ・ゲバラが幼少期を過ごした家で、現在は博物館となっています。わたしが行ったのは2014年のこと。今回はじめてブログにしたのですが、大事に温め過ぎて、タイミングを逃したパターンです。

チェ・ゲバラ医大生時代の南米をバイクで旅したあの「モーターサイクル・ダイアリーズ」のバイク、ロシナンテをこの目で見た感動は言葉になりません。キュン。この南米旅の前には、自転車でアルゼンチンを旅するのですが、その自転車も展示されています。

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ネコも住んでいます

ちなみに、チェ・ゲバラの生家はアルゼンチン第3の都市ロサリオにあるのですが、このコロナの影響もあり、今年の7月、日本円で約4,300万円で売却とのニュースのあがっていました。

edition.cnn.com

チェ・ゲバラと同じくアルゼンチンの英雄、サッカー界のレジェンド、マラドーナ。腕にチェ・ゲバラのタトゥーを入れてました。マラドーナチェ・ゲバラも、彼らの功罪は賛否の分かれるものではありますが、世界で愛された男たち。RIP

さて、チェ・ゲバラカストロと共にキューバ革命を率いた革命家。そんなわけで、是非ともキューバにも行きたいのです。カストロが生きているうちにキューバに行かなければと学生の頃から言い続けておりましたが、いまだ行けておらず。フィデル・カストロ、90歳まで長生きして待っていてくださっていたんですけどね。うっうっ。

ずっと行ってみたいし、今もいつでも行きたい気満々なのですが、なかなかハイ行きましょうとできないところが悩ましい。キューバチェ・ゲバラの軌跡を巡りたい。

聖地巡礼、良いですね。(早くできるようになると・・)

  

人気の気仙沼パン工房のクリームサンド|松島離宮

 

JR松島海岸駅のすぐ近く、松島水族館の跡地に2020年10月にオープンした新しい松島の観光拠点「松島離宮」に寄ってきました。

クオリティに若干中国感(?)が香る建物と庭園を中心に、博物館や、牡蠣をはじめとした松島グルメ、こけしの絵付けなどのワークショップも楽しめる、モノ消費だけではなく、コト消費にもターゲットを広げた、今どきの観光商業施設となっています。

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松島離宮【公式】宮城県松島離宮博物館|東北の銘品が集結

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茶屋勘右衛門 CHAYA KAN E MON by Kiyokawaya

「おみやげ屋さんがなかなかいいヨ」と聞きまして、「茶屋勘右衛門」にお邪魔してきました。松島を中心に、東北のいろんなものが集まったおみやげ屋さんなのですが、思わず「かーわーいー」と声を出したくなるおみやげのセレクトショップ

並んでいるものを見ると、牡蠣の水煮や、金華山のサバ缶、牛タンなど、ザ・宮城みやげの定番がずらりなのですが、普通のおみやげでは満足しない、おみやげの目利きたちの購買意欲をくすぐる、恐るべしなラインナップ。見た目もかわいいので、プレゼントとしていただいても嬉しいものばかり。

その数あるステキたちの中で、わたしのハートをぎゅっと掴んできたのがこちらです。

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気仙沼パン工房のクリームサンド

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いろんなクリームサンドがあって困っちゃう

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なんて、ほんとは迷うことなくこちらに即決

栗といちじくのクリームサンドを「見て見てー」と家に帰って母に見せると「あ〜気仙沼の〜」と期待していたのとちょっと違うリアクション。普通に知っていました。県内ではみなさんご存知、大人気の気仙沼パン工房のクリームサンドなのだそうです。朝昼晩とがっちりローカル情報を仕入れている母に死角なしでした。

下にリンクを貼りました気仙沼パン工房株式会社のツイッター情報によると、県内や隣県のイオンなどで出張販売もされているようです。ちなみに、栗といちじくは秋冬限定商品だそうです。

つぎはくるみかな、王道ピーナツクリームも捨てがたい。

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いただきます

twitter.com

今度は写仏会、初冬の松島瑞巌寺

 

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11月終わりの松島は紅葉がきれいでした

再び松島へ行ってまいりました。再び瑞巌寺です。

この日は朝の仙石線に乗ってやってきたのですが、電車に乗っている間にさっと通り雨が降ったようで、道が雨に濡れ、うっすらと曇りガラスのように映る紅葉が美しかった。

ここでのんびりしている時間はそんなになかったのですが、しばらくここで癒されたいくらいの美しさでした。

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癒し

仙台人とは言え、こんなに足繁く松島に足を運んだのは人生初。今回の瑞巌寺は、写経会、座禅会ときまして「写仏会」です。すっかり慣れた人といった感じで、瑞巌寺の中を歩きます。

この日はあまり人数は多くなく静かな写生会。お経を唱え、心を整えます。ふ〜。

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心を鎮め、こちらの仏様を写してまいります

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なんと?!仏様だけではなく文字もある

画像検索で「写仏」がどんなものか見ていたのですが、塗り絵的なものや、線をなぞっていくたタイプのものなど、写仏といってもいろいろとあるようです。今回は、線をなぞるタイプ。あらためて本日のお題に目をやると「願わくは〜」の文字。文字?まさか文字を書くのですか?

以前の写経の際にもひとしきりブログで窮状を訴えたのですが、左利きにとって筆は鬼門です。(ちなみに万年筆も難しいです)前回いただいた小筆を持ってきてはいましたが、今回は写仏ということもあり、絵を描く分には筆づかいも問題にはならないでしょうと高を括っておりました。が、しかし、修行の道は茨の道。

悪夢の再来かのごとく、震える右手にこ筆を持ったり、左に持ってとめはねはらいと格闘したり。筆を右手に、左手と持ち替えながら文字に手こずっている間に、チラ見した隣の方ははあっという間に上半身に進んでいるじゃないですか。

覚悟を決め、小筆を左に持ち、すずりも左に置き、一心不乱に筆を動かすこと30分。

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南無

写仏が終わり、お坊さんから「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」足元を見ましょう、という話をいただき本日の写仏会終了。

雑な写仏。うっ・・・。残念感は隠せませんが、次はもっとやれるハズ。再び筆づかいに悩まされましたが、写仏や写経の本質ってきっとそこではない・・・と終わった後はキリリと思いを新たにするのですが、次に来たらまた懲りずに筆がーと吠えるのでしょう。

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苔の絨毯に、きれに掃かれたもみじ

自分の未熟さを知り、心を落ち着け、自分と向き合う時間、感謝です。

ありがたや、ありがたや。

 

今週のお題「感謝したいこと」