ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

東京下町さんぽ 猫と蔦物件|小岩・柴又界隈

 

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ちょっと前まで晴れていたのに雨が降り出しそうだった日

滞在していた江戸川区小岩界隈、そして葛飾区の柴又界隈。前に仕事でこの辺りの地図や施設などを隅から隅までどっぷりと眺めたことはあるのですが、実際に来るのは初めてでした。

以前読んだ『港区女子と足立区男子』というネットの記事に、都内在住の独身女性はセキュリティのしっかりとした賃貸物件の多い港区、中央区、渋谷区など、いわゆるアップタウンに住む傾向があり、独身男性は家賃が安いダウンタウン江戸川区葛飾区、足立区に住み、飲食にお金をかける傾向があるため、港区女子と足立区男子は永遠に出会えないうんぬん、、と書かれていた話を思い出しながら歩く下町さんぽ。ちょっとシュール。

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猫について行くと

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ポーズをして待つ猫

江戸川と荒川に挟まれ、その間にも中川とか、新中川などが流れるこのエリアは、道が入り組んでいて、一方通行も多く、当然一方通行と思いきや対面の道だったり、車の入れない道、人がすれ違うのにも譲り合いが必要な道、道と思いきや家、行き止まりとなかなかトリッキー。

脳内コンパスだけを頼りに歩いていると、目的地からぐーんと離れていくなんてことも多く、Google mapsに頼り切っていました。

昭和の家も少しは残っていますが、ほぼ建て替わった綺麗な物件が多い中で、迫力満点のツタ物件がちょこちょこあり、猫がちょこちょこ現れ、歩いても歩いても飽きのこない、おさんぽにぴったりのエリアでした。

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ツタ、成長過程

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下町と猫は切っても切り離せません

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みっしり

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ちょっと離れてこっちを見る猫(近寄ると逃げるけど)

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仕上がってます

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この子はぷりぷりしてた

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ツタ物件のベストポイントを越えた物件

今回はJR方面はじっくり歩かなかったのですが、JR線沿いはアジアな雰囲気のエリアや、じっくりある行きたい商店街が数本あり、ちょっとワクワクしました。次の機会かな。またこの界隈に来ることがあるかなあ(ないかなあ)

 

シーズン最後の濃厚ピスタチオ|はちみつ

 

おさんぽかき氷、小岩の広島風お好み焼き屋さん「はちみつ」へ再び。なんてのんきに書いていますが今日は寒くてかき氷どころではありません。この話はちょっと前、9月の話。あと数日待てば栗のかき氷が始まると伺ってはいたものの、はちみつの一番人気「濃厚ピスタチオ」を食べておいたほうがいいのではないかと囁く声が……。ということで行って来ます。

whostolemysheep.hatenablog.com

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歩行者道路を鳩とともに歩く

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猫も歩く

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「ピスタチオ、天然氷で」とお願いすると、「これが最後のピスタチオだよ」と店主

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これぞ令和のもったり系かき氷

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想像をはるかに超える濃厚さ

メニューには「濃厚ピスタチオ、人気NO.1」とありますが、看板に偽りなしです。こんな感じかなと思い描いていた味の何倍も濃く、何倍も満足度の高い出来栄え。ミルクたっぷりの氷、トップにくるピスタチオのもっちもちクリームソース、その上のピスタチオの歯ごたえ、氷の中にもピスタチオのクリーム、途中からはラズベリーソースで味変。濃いクリームに、甘酸っぱいラズベリーがよく合います。このラズベリーソース、想像をはるかに超えてよく合うのです。

SNSで見ていても確かにピスタチオの写真が多いですし「せっかくだから食べておいた方がいいよ」の囁きに耳を傾けてほんとよかった。前回来たときにも一番人気と知ってはいたのですが、一番人気と言われるとわたしのインナーあまのじゃくが顔を出してきて、あえて一番を外すようにそそのかしてくるのですが、やっぱり一番にはそれだけの理由があるのですねと味で説得された次第です。

おまけにこれがシーズン最後のピスタチオと言うじゃないですか。お店を出るときに店内のメニューを見るとピスタチオは消えていました。なおのこと食べておいてよかった。

27杯目のかき氷も、とっても美味しくいただきました。

 

濃厚なピスタチオのかき氷を堪能しているところに配達がやってきました。

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栗、現る

「来週から栗ですよ(クリですよ〜クリですよ〜)」と甘い誘惑の囁きがこだまします。この栗が栗のかき氷に生まれ変わるのですね。

 

いざ鎌倉へ —again—|カフェしかく

 

毎回、今日で氷納めかなあと思っているのですが、9月も10月もなかなか秋へと向かわないものですから、いい加減氷納め詐欺師のような気分でしたが、ようやく秋らしい日がやってきそうです。この氷さんぽはまだ9月、暑い日ばかりが続いているので夜ご飯のお買い物がてら、先日訪れた東京都葛飾区の「鎌倉」にある「カフェしかく」へ再訪です。

whostolemysheep.hatenablog.com

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さて、何を食べようかな

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本日は、静岡抹茶

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まさか自分でお茶をたてる方式とは思わず、すこしびびる

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素氷が現る、そして自転車のオジイも現る。下町鎌倉

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お茶をかけます(少しずついくか全部いくか悩んで、ここは全部で)

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美味しそうな奥深い色に仕上がりました

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ごちそうさまでした

見た通りの濃ゆい静岡茶が、カフェしかくのパウダースノーのようなやわらかいほわっとした氷にとってもよく合っています。大人シックな甘さのかき氷でした。

26杯目のかき氷、大変美味しくいただきました。トーキョーかき氷はもうしばらく続きます。

 

突然ダメになる、あれやこれや

 

今まではなんともなかったのに、ある日を境にじわじわと、或いはその日から急にダメになってしまう。例えば、花粉症とかそういうたぐいのもの。去年まで平気だったしと、だましだましやり過ごしていたけれど、いよいよ認めざるを得ない……的な。

ここ10年ほどでダメになってたものが増えてきた気がします。足の裏のなぞアレルギーのようなもの、バナナを食べると耳の奥が痒くなる、山芋のようなぬるぬるする野菜を手で触ると手が赤く腫れて痒くなる、生のエビを触ると手がかぶれたようになる、主にスーパーなどで購入した甘エビなどを食べると口を中心に顔が腫れる(全ての甘エビではないので処理の方法に関係があるように思います)、などなど。

思い起こしてみるとそもそもがアレルギー体質で、子どものころも相当なものに対してダメでした。きっと、子どもの頃は抵抗力がなく、大人になって抵抗力がついて少しずつ大丈夫になる、そしてさらに大人になって(老化ともいう)再びいろいろなものへの抵抗力を失っているのかもしれません。

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若さへのカギを落としてしまったのかもしれない(誰か拾って届けてください)

この夏また新しい何かが仲間入りしました。しかも顔に。うっ……

最初は洗顔時の違和感です。はっきりとした症状があったわけではないのですが、つっぱり感、ちょっとした痒み、そんな感じのもの。

だんだんつっぱり感が強くなり、皮膚が薄くなって、プラスチックのようにつるっとなっていきました。若い頃のぷるんぷるんではなく、薄毛の方のつるっとした感じに近い(触ったことはないですけど、想像で)つっぱり感強めのつるつるっとした質感です。

基礎化粧品やメイクアップ関連をちょこちょこと変えたことも悪かったんだと思います。ひとつだけだったらコレとすぐにわかったと思うのですが、これかな?どれかな?とやっている間に症状の悪化が進み、痛痒いような、熱を持つ赤みがでるようになり、熱が引くまで保冷剤などで顔を冷やさないと辛くなってきました。

もうそうなってしまうと何をやってもダメで、もともと何年も使い続けていたものもダメになり、敏感肌用のものに変えてもダメなものはダメ、クリームもダメ、あれもダメ、これもダメ、最後には食べ物にまで反応するようになっていきました。ヒリヒリヒリヒリ……、顔を冷やしながら過ごす日々。

色々と試行錯誤の末、わたしの素人結論としては、直接の原因は加齢による肌の菲薄化からのバリア機能の低下、さらにマスクなど(本来はマスクが皮膚に触る痒さが嫌でアンチマスクだったのですが、今はそういうわけにもいかず……)の要因で肌にダメージを与えているものと思います。

それらが、化粧水、日焼け止め、ベースメイクなどに含まれるアルコール、界面活性剤、紫外線吸収剤など、もろもろへのアレルギー反応を起こして、肌が熱を持ったり、ヒリヒリしたり、痒みがでるという症状に繋がったのではないでしょうか。

結局のところ、元をたどれば原因はお肌組織の老化!やっぱり老化、えーん

ここ最近やっと赤みや熱が収まり、日によってコンディションの差はありますがだいぶ戻ってきた気がします。特に、赤みと熱が収まったことで、不快感や気持ち的ながっかり感が少しだけ和らいできました。

どんなに小さなダメージでもそれは確かにダメージで、たとえば指の腹を紙でしゃっとしてしまっただけでも、痛いし、水につければしみるし、シャンプーをするなんてもう大変です。それが顔だったりすると、メンタルに与える影響がほんと大きい。他の人にはさほどわからないわりにダメージが……

それにしても、ここから先は何かに違和感を感じたら、まずは老化を疑ったらいいでしょうかね。ふう

 

1杯に10億個!くず餅乳酸菌®おなかに優しいかき氷|船橋屋(柴又帝釈天参道店)

 

徒歩圏内のお散歩かき氷、次に向かったのは寅さんの柴又帝釈天

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寅さん

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参道には草だんご屋さん、おせんべい屋さんなどが並びます

ここがあの寅さんの!という思いに浸りながら帝釈天の参道を歩きます。……と申しましても、「男はつらいよ」を観たことがないので、浸るほどの知識がなく雰囲気だけ味わってきました。

今回のおさんぽかき氷は、江戸の文化2年(1805年)創業の「船橋屋」の柴又帝釈天参道店です。くず餅と言えばの船橋屋。くず餅の発酵過程で発見された乳酸菌「くず餅乳酸菌®」をかき氷1杯に10億個配合した「冷たくてもおなかに優しい。」がキャッチフレーズのかき氷があるとのこと。おなかに優しいかき氷とは!?興味津々で行ってきました。

お店のメニューは「天神(黒蜜きな粉)こし餡入り」「苺」「苺みるく]「宇治金時」「甘夏蜜柑」「苺甘夏蜜柑」。

なんといっても船橋屋なので、天神と宇治金時あたりに心惹かれるのですが、宇治金時の〈金時〉も、天神(黒蜜きな粉)の〈こし餡〉入れないで欲しかった。勝手な好みではありますが、外付けで願いたいところ。ふつうのかき氷屋さんなら「なしでいけますか?」と聞いてしまいますが、船橋屋ではちょっと聞けない。あんこを楽しむのがメインの和菓子屋さんで、あん抜きでとは、ずうずうしいわたしもちょっと言い出し難いところ。

そんなわけで、おとなしく、かつちょっと欲張って選んだのがこちらです。

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苺甘夏蜜柑

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両方かけちゃいます

さすが!おなかに優しいかき氷!っておなかにやさしいかどうかは正直わかりませんでしたが、やさしい気持ちになるかき氷でした。

くず餅乳酸菌®(植物性ラクトパチルス乳酸菌)の効能・効果などを見ているとなかなか良さそう。お通じするるん。【REBIRTH】の商品名でカプセルタイプのサプリも出ていました。なんだかちょっと良さげ。90粒税込7,560円、お値段もなかなか良さげ。

ところでひとつ気になることが。かき氷を食べる時はだいたい正面からの写真と、上からの写真を記録として撮っているのですが、今回上から撮った写真がこんな感じになっていました。

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氷河のような青

氷だけこんな感じの青に。まったくいじっていないのですが、高い窓を背中に座っていたからか、上の写真とは全く違う氷の色になっていてびっくり。まるでペリト・モレノ氷河のような青い氷になっていました。

甘夏蜜柑のソースも、苺のソースも、果実のぷりっぷりたっぷりの美味しいシロップに仕上がっていました。やっぱり果物系の氷シロップ、いいですねえ。大好きです。

おなかに優しい25杯目のかき氷でした。

 

歩いて行ける鎌倉にかき氷を食べに|カフェしかく

 

「歩いて行ける鎌倉」とはなんぞや。江戸川区にいるんじゃなかったのかな。

江戸川区の小岩界隈にいるのですが、「小岩 かき氷」などで検索すると「鎌倉」のお店が出てくるのです。いやいや、鎌倉じゃなくて……とスクリーンにつっこみを入れながらよく見てみると、そこは東京都葛飾区の鎌倉。葛飾区の鎌倉?

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そこは葛飾区の鎌倉

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葛飾の鎌倉にある千代田通り商店街

歩いて行けるかき氷を検索して出てくるのが、葛飾の鎌倉にある千代田通り商店街というなんともトリッキーな(そうでもない?)カフェでした。

ちなみにこの通りのすぐ後ろ側は江戸川区北小岩で、京成小岩商栄会という商店街につながっています。最寄駅は京成線の京成小岩。

そんな歩いて行ける鎌倉の「カフェしかく」へかき氷さんぽに向かいました。

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さて、何をいただこう

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ジャーン

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自家製ジンジャー、ジャーン

迷わず、自家製ジンジャー一択です。生姜大好き。生姜たっぷりのカツオのたたき、讃岐うどん(ひやあつで)にたっぷり生姜とたっぷりネギ、焼きそばと紅生姜も大好きです。

子どもの頃からジンジャーエールは好きでしたし、薬味的な生姜はもともとふつうに好きでしたが、がっちり生姜好きになったのはだいぶ大人になってから。甘みも辛みも、きゅ〜っとくるジンジャー、いいですね。

そこに、生姜のかき氷現る、です。

甘いジンジャーシロップ、キリリといい味のジンジャーたち。そしてパウダースノーのような氷。食感がないような口の中でふわわわ〜と消えて行く氷と、大人なジンジャーがぴったり。

24杯目、葛飾区の鎌倉にて大変美味しくいただきましたー。