街の景観や、建築物の美しさを邪魔する広告看板はなくなってしまえばいいのに……と常々思っているのですが、お店などの看板やサインとなると話は別で、オーナーのこだわりが見えるものや、んんん?と思わせるものは大好物です。
お散歩中や旅先で見かけた、これぞというものはその都度ブログに載せていることが多いのですが、今まで載せていないものの中から(たぶん)いくつか選んでみました。
カラーから3選
「black over yellow」な感じ、色のコンビネーションにパンチが効いているだけに、この色で何を伝えるかはお店のセンスによるところ。あ、ドンキーママの伝えたいところは汲み取れなかったのですが、それはひとえにわたしの修行が足りていないがゆえでございまして、ドンキーママのせいでは決してございません。
フォルムから3選
お店の看板そのもので語る系もなかなかです。この3つもみなさん表現方法が違うのですが、それぞれメッセージがバシっと伝わってくる秀作ぞろい。(個人の感想です)
ザワっときた3選
最後3店はノージャンルです。1店目の牡蠣のお店はこれで牡蠣を出さないお店だったらびっくりですが、きっと牡蠣はありますよね。気になります。2店目の「燭台」は何のお店か全くわからないタイプ、とても気になります。喫茶店かもしれないし、何か怪しげな空気を感じなくもないあたり、どうとも解釈できるタイプで結構好みです。しかも燭台をケースに入れてお店のサインにしているなんて斬新。そもそも「燭台」というチョイスそのものがなんかすごい。3店目は「喫茶」と書いてあるからには喫茶で間違いないのでしょうが、なぜ「カップメン」なのでしょう。お店の中が見えないところがまたいろいろと、無駄に(?)想像力を掻き立てられます。
お店の看板は、広告宣伝向けのビル看板などと違い、基本的にはお店の前、少なくともお店の側にあるというのが前提なため、どんな色にするか、どんな形にするか、どんな情報を載せるかの自由度が高いところがおもしろくもあり、難しくもあり。
今後もいろいろなお店看板に期待しております。