昔からかき氷を出すお店もあれば、ここ数年に開いたお店もあり、気がつけば仙台には心待ちにするかき氷屋さんがいくつもできていました。まだ数皿しか食べていない今年のかき氷ですが、食べてみたいお店、再訪して食べてみたい違う味、まだまだ食べたいお皿が後を絶ちません。
かき氷の特性を考えると、ひとりでだまってさらっと食べることにこんなに適したものは他にないのと思うので、コロナ禍にぴったりな外メニュー。
手で氷を削るお店では、数人で行ってみんなでかき氷を注文しても、全部が一緒に出てくることはなく、一皿ずつ順番に出されます。お連れの方のお皿を待っていては、先に来た氷が溶けてしまうので、出された順に食べます。
また、食べながらのんびりおしゃべりをしていては、これまた氷が溶けてしまうので、だまってさらっと食べます。
コーヒーや紅茶ほどすぐに出てきて、一気に飲み終わってしまうでもなく、出されるまでも、食べ終わるまでも、丁度いい時間がかかるかき氷。
そんなもっともらしいことを言い訳を思いついたので、これからのシーズンしばしかき氷を楽しもうと思います。まあ、ひとりでも、ひとりじゃなくとも行きます。
仙台駅から車で10分ほどの向山(むかいやま)にあるお蕎麦と甘味のお店「鹿落堂」(ししおちどう)が今年3杯目。
最後の一滴までおいしくいただきました。