仙台駅から徒歩で30分(車で10分)ほどの場所にある坂道。その昔この坂を鹿や猪がドカドカと駆け下りて来たと言われたところからついた「鹿落坂」(しかおちざか)、向山1丁目1ー1という歴史を感じる住所に建つ「鹿落堂」(ししおちどう)の話のつづき。
坂の上という、これ以上ないトキメキ度の高いロケーションに加え、これしかないでしょうというネーミングが素敵な鹿落堂は、東日本大震災で建物が崩れてしまった老舗旅館「鹿落旅館」の跡に2017年にオープンしたのだそう。3時まではお蕎麦時間、その後は甘味時間のシシオチドウ。
駐車場が空くまで少し待ち、蕎麦時間の二巡目か三巡目あたりにお店にはいることができました。二八にしようか、十割にしようか、うううっ今日は二八かな。そう思ったところに、お茶を持って来てくださったお店の方が「今日は二八は終わってしまったので、お蕎麦は十割のみになります」と。悩まなくてよかったやつ。
お店のサイトによると、お蕎麦は宮城県の北部、鳴子川渡(なるこかわたび)産の玄蕎麦を、宮城の安山岩の石臼でひいた蕎麦だそうです。これが大変美味しかった。
お蕎麦をたっぷりと堪能した翌日、マツコの知らない世界で紹介されていました。美味しいし、ステキだし、なるほどなるほど、と思いました。
マツコでもやっていましたが、かんずり(赤いやつ)がものっすごい良いですよ。
ここだけの話、飲みたくなります。ワインでもいいし、日本酒でもいいし、ジンなんかもいいかも(なんでもいいらしい)
徒歩圏内なら週2で通いたいお蕎麦でした。