仙台から1歩出て松島へ行ってきました。昨年は、写経会やら、写仏会やら、座禅会やらとちょこちょこと出かけた松島。
松島に行くときにいつも寄るのが「松華堂菓子店」です。懐かしい感じのカステラがとても美味しいお店です。2階の喫茶室ではこれまた懐かしい感じのプリンが絶品。1階のお土産やさんとおせんべい屋さんもとてもステキです。
行くたびに訪れた松華堂ですが、昨年はひとつ心残りがありまして……。夏季限定のかき氷が食べられなかったのです。
コロナ前だったら、シーズンに食べ逃したかき氷が1皿くらいあってもさほどなんとも思わなかったと思うのですが、めっきり外からの刺激が減っている昨今、食べることのできなかったこの1皿のことをオフシーズンの間執念深く思い続けていたわたし。
あの氷はいつ始まるんだろう、SNSにあがってこないかしら、ちょっとしたストーカーのようにつきまとっていました。意外に粘着質な人間だったんですね、わたし。コロナ禍で浮き彫りにされた人となり。
こちらでは2種類の氷を出しています。
ひとつは、練乳あずき
もうひとつは、はちみつレモン
松華堂菓子店のおかし作りのコンセプトは「なつかしくて、あたらしい」。昔のよいところと、今のよいところを融合させてできたカステラやプリンたちが魅力で、それが食べたくてつい松島に行ってしまいます。(車のない生活をしているので松島遠いんです)
そしてこのかき氷もそう。氷と、純正アカシアはちみつ、そしてレモン。これ以上ないシンプルな食材。なのにこのステキな感じ。食材にこだわったり、プレゼンテーションにこだわったりすることで、このかき氷が食べたくてついつい松島に来てしまいました。(しつこいようですが、松島近くはないんですけど)
大変美味しくいただきました。6皿目。
ごちそうさまでした。