初夢、見ました。その日に夫にわたしの初夢を話したのですが、そこから10日ほどが経ち・・。あれ、なんの夢だった?と忘れてしまいました。が、記憶の彼方に旅立ちかけている2023年の初夢をなんとかたぐり寄せ、ほんのカケラですが思い出しました。放っておくと今度こそ本当に忘れるので、はてなのお題のこの機会に書いておこう。
今年の初夢は、「旅」でした。なんと幸先のいい!うれしい!旅ができるよという思し召しかも。【おぼし-めし】ってすごく久しぶりな言葉・・
この初夢、旅と言ってもめちゃめちゃ旅というわけではなく、飛行機の乗り継ぎ待ちをしている夢でした。・・そのあたりしか覚えていない。
どこかの国の空港なのですが、いわゆるゲートやラウンジで乗り継ぎ待ちをしているのではなく、ホテルやドミトリーのような個室のある空港の?建物でした。大きな窓のある部屋で、窓辺のハイテーブルのところに座っていると、友だち(たぶん)が乗り継ぎ便のことで声かけてきて・・そんな残像が残っています。
どこの国の空港かもわからないけど、これは旅への吉兆!(ということにしました)
初詣は龍華寺へ。大陸の簡体字では、龙华寺(Longhua si/ロンホアスー)。
もとをたどると三国時代(去年の今頃マンガで三国志を読みました!)の242年、孫権(そんけん)の母親が創建した古い古〜い寺院。242年っていつ?なくらい古い時代。
ウィキペディアでさくっと見るだけでも、唐の時代、南宋の時代、上海事変、文化大革命に徹底的に破壊された寺院のようです。破壊と再建を繰り返し、2023年に至っております。
みなさん3本の長いお線香に火をつけて、三方向にそれぞれお祈りしていました。詳細は省略。そしてお祈り後はまた火をつけたところに残ったお線香をぽいっ。
上海で一番古く、大きく、広い寺院だそうで、この八角塔以外にも千手千眼観音、阿弥陀三尊などなど、たくさんのお堂があってたくさんの仏様たちが祀られていました。お堂での礼拝方法はまた違っていて、土下座のように膝をついてがっつり拝むスタイル。膝用のお祈り台のようなものが設置されていて、足に優しいお寺。
新年は春節ですが、この時期に参拝する人たちもいっぱい。きっと本番の春節や大晦日はもっと賑わうことでしょう。ちなみに一番人気は、三国志の関羽(かんう)がセンター、そして(たぶん)張飛(ちょうひ)と(たぶん)劉備(りゅうび)が左右にいる、三国志三尊的なお堂がめちゃめちゃ賑わっておりました。
仏様は撮影不可なのか、写真大好き中国のみなさん誰もご本尊の写真は撮っていないので、わたしも遠慮してみる。でもガッツポーズしているのは誘惑に負けて撮ってしまった。本尊じゃないからいいかな。
口コミアプリの大衆点評で龍華寺を見ていると、みなさんお寺の中にある精進料理の食堂のけんちん汁麺の写真をアップしていました。お寺の付近にも精進料理のお店がいっぱいあるみたい。
くだんのけんちん汁麺は下の写真、キクラゲ、筍、人参、揚げ麩、椎茸、ガンスー(干豆腐の細切り)などなどを乗せた、あったかい素麺。
本当は食べたかったのですが、お昼時ですごく混んでいたのと、8割コロナ感染済みと言われる上海で、アイヤー?まだなんアー?と驚かれる未感染者なので、この賑やかなところで食べるのは状況がもう少し落ち着いてからにしようかな。みなさんが大騒ぎしながら食べているところを遠くから眺めてきました。
お寺に来たら、ひとまず挨拶しておかないといけない方たち・・いっぱい撮ったと思ったけど、全然ちゃんと写ってませんでした。かろうじておふたり。
そんな2023年の初夢・初詣でした。このブログ、旅系YouTubeを見ながら書いているのですが、ますます旅したい!もうすぐ春節なのですが、ふたりとも仕事のため春節は旅には出られず。次の旅チャンスは日本のゴールデンウィークらへんの、労働節の5連休かな。それまでは近場をうろうろしようと思います。
今週のお題「初夢」