ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

さようなら MacBook Air (13-inch, Early 2014) 、你好 MacBook Air (15-inch, M2 2023)

 

2015年の1月頃に買ったMacBook Air Early 2014、2020年の2月にバッテリーを交換したときに、「動いてはいるけれどハードディスクに損傷があるよ」というようなことを言われていた(気がする)。

まあ遠からず買い替えなくちゃなあとは思いながら、ひとまず問題がなかったのでそのまま使っていたのだけれど、OSを最新のものにしないと使えないよというアプリがちょこちょこ出てきた。いろいろなものに目をつぶって使っていたのだけれど、いい加減どうにもならなくなってきたので新しいOSを入れようと試みたら、そのハードディスクの損傷が原因でアップデートができないという。

アプリや一部のウェブ上の機能がフルで使えていないで、不便なことこのうえないのだけれどそれでもまだ使っていた。すると2ヶ月くらい前に再びバッテリーの交換表示が・・。

もうやばい、ほんとにそろそろやばい。それでもだましだまし使うわたし。もはやどっちが先に倒れるか。

そんなところ半月ほどいた日本から上海に戻って、MacBook Airに電源を入れた。電源は入ることは入るのだけれどなんかもうほんとに怪しい。ケーブルを外した瞬間に尋常ではないスピードで充電がなくなる。

いろいろ手を尽くしてみたけれどわたしの力ではどうにもならない。急ぎ診てもらうと、このまましばらくは使い続けることができるかもしれないし(OSがアップデートできないので使えない機能は使えないまま)、明日の朝にはもう電源が入らない状態になるかもしれない。いつ、その時がくるかはわからないとのこと。・・・ちーん。

そんなわけで、新しいMacBook Airを買いました。今回はこちらのAmazon のようなマーケットプレイス、京東(JD / jingdong)の正規店で購入、翌日には届きました。

15インチのスターライトを購入。Early 2014もまだ動いていたのでデータの移動も楽にできました。なんといってもストレスがいっさいなくなった。そもそも使えないアプリが動かない、使えない、そんなことを我慢してきた意味がわからない。

本当はキーボードをカスタムしてJP版かUS版のどちらかにしたかったけれど、時間がかかるとのことでキーボード配列は中国語(簡体字)版。

ふだんは別売りのキーボードと別売りのディスプレイで作業しているので今で通り。

ただし本体だけで使うと微妙にキーボードの配列が違うので無駄なミスタッチが多くなるのが困ったところ。中/英の変換キーが左にあるのだけれど、元のEarly 2014の設定を引き継いだからか、中身は日/英変換になっている。もともと入れていた簡体字スペイン語などはショートカットの設定が引き継がれていた。

困ったことは、エンターキーのサイズが小さくなったこと。エンターの上にある「|」の位置がわたしのタッチの定位置だったようで、しょっちゅう「¥」マークがでてくるのが困りどころ。(キーにかいていないけど、ここに¥マークが潜んでいる)

もうひとつ困っているのは、Touch ID が右上にあるので、右手の指で登録してしまったのだけれど、わたしが左利きなせいで立ち上げる時につい左手が出ちゃうところ。

それ以外はWindows系の配列と比べたら気にならないレベル。なんにせよOSがアップデートできなかったことによる不都合が全て解消されたことを思ったらもうパラダイスのような使い心地。なんであんなに我慢大会のようにストレスを抱えて使っていたんだろう。

動くから使うということが必ずしも良いことではないないというか、我慢のしどころを完全に間違えていたというか、そんなことを学んだEarly 2014 とのお付き合いだったな。