上海の秋の味覚といえば、蟹。上海蟹は、シーズンの前半はメス、後半はオスが美味しいみたい。個人的には大きいプリリンとした蟹身が好きなので、何がなんでも上海蟹!とは全くならない。しかし、蟹麺は好き。去年もこの時期に蟹麺記事を書いたので、今年も書いちゃう。
去年はお店で食べた蟹麺のことを書いたので、今年はデリバリーした麺。スープの麺と混ぜ麺の2タイプがありますが、私が好きなのは混ぜ麺。
デリバリーでもしっかり保温され、熱々のままやってくる。熱々でやってこないお店もあるのかもしれないけれど、個人的経験ではいつも熱々。
この中に入っているのは、麺、蟹餡、蟹酢(ここが基本セット)と、お店によってチキンスープやザーサイのようなものが付いてくる。
蟹の餡を麺の上にどんと乗せて、ぐるぐるにかき混ぜてる。お好きなタイミングで蟹酢をかける。最初にかけても途中で味変するもよし。酢ってここ10年くらいで食べられるようになったもののひとつ。今は食べられるというより、むしろ好き。酢。
別のお店の蟹麺
上のふたつがオーソドックスな蟹麺。ちなみにご飯バージョンもある。このベーシックな蟹の餡掛けソースに、牡蠣やエビ、白身の魚なんかをトッピングして食べる人も多い。
蟹の脚肉麺も頼んでみた。ここの麺は上海のローカル麺の代表、葱油麺!
上海蟹の人気ポーションは蟹ミソと卵なので、こんなほっそい蟹の脚とかは需要少ないし、普通の蟹麺よりちょっと安い。個人的には蟹肉の方がこのみなので、この蟹脚あんかけも美味しかった。辛味ぴりぴり強めの甘辛餡。美味しかったーー!
おうちで熱々の蟹麺が食べられる幸せを満喫した上海の秋。おうちでもめっちゃめちゃ美味しいですが、お店で食べた方がもっと美味しいです。もちろん。
ちなみにこの蟹麺たち、年中食べることはできますが、秋が蟹シーズンなので、秋は冷凍ではない、シーズン採れたて蟹で作った餡でいただけます。
蟹そのものや蟹麺だけじゃなく、蟹餡の小籠包も美味しい。