ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

なら旅と言えば五

 

奈良と言えば寺社めぐり、もちろん。メジャー級の春日大社東大寺ももちろん。そしてちょっと奈良市を離れ、お花のお寺で有名な長谷寺にも足を伸ばした。

行きはJRの「京終(きょうばて)」駅から桜井駅まで。ほんとにどうでもいいような話ですが、笑い飯の西田の実家の最寄り駅が京終という話をしていたのを覚えていた。京の果て(終わり)で京終って生々しいネーミング。

京終には「北京終町」というバス停もある。もちろん「ぺきんおわりまち」ではなく、「きたきょうばてちょう」と読む。

桜井の駅で降りると、そこはもう日本昔ばなしのような山の中。ちなみに笑い飯の哲夫は桜井の出身。どうでもいいけれど。

桜井の駅から長谷寺までもそこそこの道のり。山の中腹にある駅からずーっと山を下って町を抜け、再び山を登って長谷寺へという感じ。境内の高低差もなかなかすごい。おばあちゃんになったらゆっくり古寺巡りもいいなあなんて思っていたけれど、これをひょいひょい巡るにはけっこう元気なおばあちゃんでいなくっちゃ。

行きは元気だったけれど、帰りはこの高低差にやられた。

国宝に指定されている本堂は京都の清水寺のような舞台作りの絶景。お寺のご本尊の十一面観音像も見放題。清水の舞台だったらぎゅうぎゅうで写真なんて撮れないだろうな。こちらはゆったり山歩き気分。わたしたちとしては贅沢な気分でよかったけれど、ほんとにこんなすごいのに入山料500円でいいのかな。US3.5ドルって、それはもうただみたいなもののような。

そして、奈良と言えばもうひとつ。日本三大そうめん(そんなのもあるんだ・・)のひとつ、三輪そうめん三輪そうめんはこのあたりが産地で、今回は三輪そうめんを食べるのと、おみやげに三輪そうめんを買ってくることがわたしのミッション。ちなみに今日のお昼も三輪そうめん

町の商店の軒先には、贈答用の桐の箱に美しく入っている三輪そうめんじゃなく、ローカル感あふれる三輪そうめんも売っている

地元らしくこんなそうめんのはしっこみたいのも売っている

蒸し暑い山の中でいただく冷たいそうめん(しかも素敵なお店に並ばないで入れるなんて)、最高すぎるぅ