奈良でお泊まりと言えば・・っと検索していたら、この本。
奈良には泊まらないのかいー、って思ったよね。
わたしはできることなら奈良ならでは、奈良じゃないと泊まることができないところ泊まりたい。
そう思っていたら、友だちがここ泊まりたいーとURLを送ってきてくれた。
1909年創業の、これぞ奈良でしか泊まれないというクラシカルなホテル。
公式ウェブサイトにカギ括弧付きでキャッチコピーがついているところがちょっと冗談っぽくてかわいい。ちなみに大阪にも「関西の迎賓館」が2つあるし、オフィシャルな迎賓館は京都にある。とはいえ「奈良ホテル」も正真正銘クラシカルな迎賓館。
「222」とゾロ目のお部屋で喜ぶ我ら。もう1909年に建てられた歴史建造物に泊まるだけでも興奮だし、その建物が東京駅を建てたあの辰野金吾の建築と言えばもう・・大興奮。
皇室ファミリーはもちろん、アイシュタインが演奏したピアノが置かれていたり、建物そのもの、調度品の数々、それにまつわるさまざまな歴史も、すべてがエレガントで超一級。
超一級といえば、スタッフのサービスも素晴らしかった。気配り、目配り、笑顔が素敵なことはもちろん、その上フレンドリーで、さらに画一的な対応感がなく、とっても個人的な対応ができる人が多かった。トレーニングで身につけることができる以上の自然なふるまいで、このレベルの対応のできる人たちを採用できるというもすごいなあと思った。誰目線だって感じだけど。なんにしても、久しぶりに滝川クリステルの「お・も・て・な・し」を思い出した。
夕方の猿沢池を散策したり
夜には浮見堂を散策したり
夜のお散歩から戻ったら、ホテルのバーでカクテルをいただいたり。バーテンダーにお酒をつくってもらうんなんて、しかも一世紀の歴史を持つ西の迎賓館で!ああ、最高。
最高と言えば、晴れ女の友だちも最高。まだ梅雨の明けていない時期で、天気予報では100%雨が続く週末だったのに、きっと空からみたらわたし達(というか友だち)の周り直径1キロくらい結界が張りめぐらされているのかもと思うくらい守られていた。晴れの女神に感謝。
たのしかった奈良、大満喫。また、興福寺の五重塔の工事が終わる頃に奈良に来たい。