だいたいこんな感じの中華弁当3食です。ミステリーツアーのように連れられて行った施設、日々の食事も施設ごとのロシアンルーレットです。洋食を選べたりするところもあるようですが、わたしが泊まったところはもれなく三食中華弁当でした。部屋から1歩も出ない人間にはなかなかヘビー。
隔離ライフ動画で、小さめのせいろを持参して電気ポットの上に置いて蒸し直し、朝ごはんの点心を楽しんでいる方がいました。ナイスアイディア。わたしもせいろを持って来ればよかったー。
そんなわけで、持参したラップで点心をくるみ、電気ポットに渡し箸をしてせいろ代りにして温めてみました。あっつあつの状態で食べるとさらにおいしい。動画主さんさまさまなせいろのアイディアでした。
ほかのホテルでは、この上記のメニューのほかに、おかゆや豆乳がつく朝ごはんをよく見ていたので、けっこう期待していたのですが、わたしの宿泊先はおかゆも豆乳もなかった。残念。隔離が明けたら美味しいシェントウジャン(咸豆浆)を食べるぞ。
同じホテルの方たちのSNSなどを見ると、好きな人は好き、苦手な人は苦手、半々という感じだったので、平均的なお弁当というところみたいでした。
味つけは上海という土地柄もあってほんのりピリ辛。四川省などの辛いごはんエリアの人からしたらピリとも辛とも感じないと思います。
それでもこどもたちや、まったく辛いものを食べない国の方にはやっぱり大変かもしれません。そもそもごはんの国じゃない国から来た人たちは苦戦しただろうなあ。欧米でチャイニーズとして認識されている、ファストフードにあるようなチャーハン、焼きそば、チキンと野菜の胡椒炒め的なものは一切なく、いわゆる上海の家庭料理ばかりだったので。
わたしもごはんを食べない人ですが、日本人なのでこんな感じは想定内。ただし、大量の油と、大量のにんにくで調理されているおかずたちばかりで厳しかったです。
その中での新規開拓メニューは、中華野菜の莴笋(ウォースン)。日本語では「茎レタス」というそうですが、食べたことなかったです。シャッキシャキでおいしかったので、これは我が家にもウエルカム。
間違えたのか、キャンセルしていたはずのお昼ごはんが届きました。どうしようかな、とちらっと思いましたがチェックイン時に食事代込みで支払いは済んでいるので、ありがたくいただくことに。
そうでした、果物がつくのはランチでした。キャンセルするなら夜にすればよかったと後悔。失敗したなあと思いましたが、まあいっか。
ここの宿泊施設は、多少の制限はあるもののデリバリーや、外の人からの差し入れなども可能ですが、そもそもまったくお腹の空かない毎日でしたので、食生活では困ることなく過ごしました。ハンバーガーを食べなきゃ死んじゃう病に感染している方にとっては修行のような14日間だったと思いますが。
国籍によらず、たとえ中国の人でもこんなもの食えるかー!とお怒りな人、美味しい美味しいとおいしい動画をアップする人、3食黙っててもごはんが出てくるだけでありがたやという人、苦労自慢や面白話、隔離ごはん14日間の悲喜こもごもが溢れるSNSを眺めながら食べる隔離ごはんは楽しかったです。
部屋からでるゴミは全て医療廃棄物、バイオハザードとして扱われます。白いタブレットは消毒用。トイレに入れたり、消毒液を作って清掃用に使用します。
以上、14日間の隔離ごはんでした。
<渡航情報検索中にたどりついてしまった方へ>
*2021年11月、12月時点の話です
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