ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

お手製のジンジャーエール

 

しばらく前のことですが、我が家の生姜がピンチでした。

上海のロックダウン中(継続中)、食材調達がなかなか大変で、なにかしらは手に入るものの、欲しいものがピンポイントで手に入るかどうかは運次第。

どんな料理にも大量に使いたいくらい生姜が好きなのに、最後の1個(中)をちびちびと使いながら、生姜が買えるタイミングをじりじりと待つ日々。

アパートのグループチャットで「共有スペースに生姜を置いたので欲しいひとはどうぞ」なんてメッセージがあることもあり、大急ぎで共有スペースに向かいたいところなのですが、リアルタイムでメッセージに気がつくことがあまりないため、行くまでもなくチャット上ですでに引き取り手の決まった生姜たちを眺める日々。

しかし、念ずれば叶うもので、ある日そんな我が家にも生姜がやってきました!生姜が1キロ!おおおおお・・・多すぎ!こんなにたくさんの生姜を手にしたのなんて初めてです。1キロどうしよう・・

そうだ、ジンジャーエールを飲もう。ジンジャーシロップだ!と、ワクワクしながら1キロの生姜たちを眺めたのですが、よく考えたら我が家、砂糖などの甘味料もなかったのでした。もっといえば、炭酸水もない。

となれば、これまたグループチャットを睨みつつ、買える機会を願うしかありません。ジンジャーとスパイスだけではシロップにならない。砂糖よこいー。しゅわしゅわの水よこいー。

やはり、念ずれば叶うものですね。砂糖もシュワ水も手に入り、さっそくジンジャーシロップを仕込みました。

スライサーが欲しい・・・

何年ものあいだスライサーを買おうと思っているのですが、ついついのばしのばしで買いそびれています。今回ばかりはスライサーがあったらよかったと心から思いながら、修行僧のように生姜を薄く切り続けました。僧侶が生姜の薄切りをするのかは知らないけど。なんにせよ、封鎖解除になったらスライサーを買います!

スライスした生姜に砂糖や好みでスパイスをいれて煮るかレンジに入れ、最後に好みでレモンをしぼったらOKという、だれでもできちゃう生姜シロップ。生姜の薄切りパートがひたすら大変でしたけど・・・。

完成したシロップを瓶につめ、育てていた子ネギ子と一緒に写真も撮ったし、今度気が向いたらブログに書こう。

と思っていたんです。そして先ほど気が向いたので、ジンジャーエールのブログを書こうとスマホの写真を開いたら・・

これですよ・・

かすかに見える小ネギ子と瓶の、ぼけぼけのゴミ写真。なぜわたしは学ばないのでしょう・・。今日もかなりの枚数のゴミ写真がスマホにたまっています。ふう

しょうがないのでブログを書くにあたり、唐辛子など大物のスパイスはすでに取り除き、毎日飲んでだいぶ量の減ったジンジャーシロップの写真を撮ってみました。

もっと美味しそうに写してあげたかった

見た感じはイマイチなのですが、とっても美味しくできました。(自己満足)

どうでもいいような話ですが、中国製の炭酸水ってたぶんほとんど見かけません。「無糖+炭酸水+味付き」というのはあるんですけど・・。味付きじゃない炭酸水、できれば強炭酸ならなお好ましい。中国の炭酸水ラバーは、みなさんスパークリングウォータータップマシーンを自宅に完備しているのでしょうか。

話は変わって、今わたしが一番渇望している食材は玉ねぎです。