ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

ディンディン・チャオミエン(丁丁炒面)とミルクビール(奶啤)|新疆ごはん

 

先日フードコートで食べた新疆ウイグル自治区の郷土料理。新疆料理というと、串刺し羊肉のイメージなのですが、もちろん串刺しの羊肉だけ食べているわけではなく、麺料理もあるようです。地下鉄の中山公園駅直結のショッピングモールの地下にある、90年代初頭の上海をテーマにしたフードコートの「加个面(Jiāgèmiàn)」に行って来ました。

この日いただいたのはディンディン・チャオミエン(丁丁炒面)。麺と具材をこんな風に1センチくらいのサイズにザクザクと切って、麺を茹でて野菜と一緒に炒める、ショートパスタ的な感じに食べる麺料理。

赤と緑のビーマンとセロリ、ラム肉、ハム、お好みの具材、なんでもOK。ソースはトマト風味で、ピリ辛を選びましたがもうちょっと辛くてもよかったかも。

そして、もうひとつ頼んだのが、前から気になっていたミルクビール。

こちらもまた新疆オリジナルの謎の飲み物。ミルクビール(奶啤)です。牛奶(牛乳)の奶(nǎi)と啤酒(ビール)の啤(pí)なのですが、缶には「乳酸菌飲料」と書いています。

ミルクなのか、ビールなのか、乳酸菌飲料なのか。新疆ではみんな大好き奶啤(ナイピ)なんですって。なんでも、ビールを煮詰めてアルコールを飛ばしたものをミルクに入れたヨーグルト風味でほんのりビールっぽさが香るドリンクなのだそうです。

たしかにそんな味でした。微炭酸のヨーグルトドリンクーーほんのりビール風味。

どちらも想像通りといえば、想像通りの味ではありましたが、抱いた好奇心は満たされ大変満足でございます。ごちそうさまでした。

お店を出て、改めてお店の看板の写真を撮っていると背後に人の気配。

うわ、なぜこんなところでゴム跳び?

人形でした。こわっ

ちなみに中国はこのように学校の指定ジャージそのものが制服になっている学校がほとんどのようです。なので日本のアニメとかでみるブレザーとスカートとか、セーラー服とか、憧れがあるみたい。(学ランに対しては特に熱い思いはないみたい)小中学生は赤いスカーフも着用必須。結び方も決まりがあるんですって。リボン結びとかにしてはいけないみたい。それにしても人形が微妙にリアルでこわかった。

とフロアに目をむけると、赤スカーフのキッズが床に・・。

君たちそんなところで遊んではいけない、と声をかけそうになるも・・

もちろん人形でした。こわわっ