今年の上海の冬は暖冬といえば暖冬だったものの、最後の1歩のところで足踏みというか、なかなか暖かくならず。ここ1日、2日でようやく春の陽射しの暖かさを感じるようになった。
ので、昼間ちょっとお散歩に。立ち寄った本屋で吾輩氏と目があった。
吾輩氏に猫壁のところに行ったらいいよと誘われた気分になったので、行ってきた。猫壁があるのは武夷路(ウーイールー/Wuyi lu)。ベルギー領事館の近くにある。
上海のベルギー領事館はレトロで重厚感のあるお屋敷のようななかなか素敵な建物。ただ、敷地内の隅っこに廃墟と化した建物があり、ベルギーはなぜこれを放置しているのかいつも気になっている。ついでにベルギーを中国語では「比利時」とかくのも気になっている。
廃墟状態と言えど文化財的なもので取り壊しができないとかなのかな。ここを通るときにいつもこのお化け屋敷の様子を確認している。
話は戻って猫壁。武夷路のベルギー領事館とは反対側の通り、低層のアパートメントが立ち並ぶ敷地に続く狭い通りにある。武夷路からも直ぐに見える、アパートメントに描かれたウォールアート。
小さい春の暖かい光の下に、上海らしいかわいい猫たちがいる。
今週のお題「小さい春みつけた」