サクラフェアリーとか、プリンセスマリンとか、チェリークイーンなどと、やたらファンタジックな名前のついたフェリーに乗って、桜島に行ってきました。本島からはたったの15分。鹿児島の市街地のあちこちから、あたりまえのようにその姿が見えている桜島。日常的の通勤手段にフェリーがある生活ってステキです。
ターミナルに着くと、島のレジェンド(おそらく)、桜島出身のヤットさんこと遠藤保仁選手の代表ユニフォーム、スパイク、ボール、数々のトロフィーなどが、島の民芸品のように飾られていました。
駅前のレンタカーやさん。いろいろな比率がちょっとおかしい。
車と自転車たち。車のバンパーはこれでOK? レンタサイクルの英字の料金説明「1時間毎に300円」の「hour/時間」の字がえらいちっさい。
茶色い看板といえば、京都の景観条例を思い出しますが、なぜ桜島で。
これは国立公園の為、自然景観・自然保護の観点からの条例なのですって。いろいろあるのですね。
島のいたるところで桜島小みかんが売られていました。名前の通りこぶりなみかんですが、一本の木にたっくさんの小みかんがつくそうです。世界一小さなみかんとしてギネスに認定されているそう。香りが濃くて、とっても甘いみかんです。
桜島といえば、やっぱり桜島大根。道の駅のようなところでの販売価格は1500円〜2000円くらいでした。ちなみにこちらはよくみるタイプのヘアスタイル。
そしてこちらがナチュラルロングカーリー。ちょっとガーリーでファンキー。
買って帰って来たかったんですが、あのサイズを東京まで連れてくることを考えると、帰りの道中みんなに振り返られてしまうこと必須ですよね。ちょっとはずかしいですよね。「あー、桜島大根」とか言われちゃいますよね。「あの桜島大根の人」とかね。
桜島にいて見る桜島も、鹿児島の街中から見える桜島も、白い煙を上げる桜島も、時に天気が悪くて姿を消す桜島も、島の溶け込みつつ、存在感を残しつつ、みたいなところにキュンときました。
……なのに、桜島の写真がなかったことに驚きです。