ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

覚え間違えていた漢字

 
間違いやすい漢字の代表に「完璧」を「完壁」や「洒落」を「酒落」などがありますが、それともちょっと違う、漢字そのものを覚え違いしていたというものがひとつあります。
間違えていたことに気がついたのは、10年くらい前のこと。漢検を取って提出する必要がありあわてて勉強していた時に発覚しました。
その漢字は、こちら

丸をつけた部分を

「百」と覚えていました。

にんべんに、「百」+「冖(わかんむり)」+「心」+「夂」= 『優』と信じて生きてきたのです。「百じゃない」と知った時の衝撃たるや・・。
どこをどうして「百」と覚えてしまったんでしょう。手書きで字を書く機会もないからか、この年になるまで指摘されたこともなくきてしまいました。気がついても指摘できなかったのかしら。いやん。
そんな漢字は存在しないのに・・。同じような覚え違いをしている方っているのでしょうか。
英語もスペイン語ポルトガル語も、全体的にふわっと覚えている傾向にあることは気がついていましたが、まさか母国語の漢字まで雰囲気で覚えていたとはショックです。
今は中国にいるので簡体字を使用しているのですが、文字は意味さえわかればOKと思っているのでそれこそ雰囲気で覚えているのですが、簡体字にはとくに微妙すぎて気がつきにくい違いが結構あり、気がついた時にぎょぎょっとします。
例えばこんな感じの違い。上が簡体字、下が日本語です。

差・変・骨・鼻・臭・天
一見中国語と日本語のタイプフェイスの違いかなと思うくらい気にならない差。さらに認知能力が適当なわたしは、20%くらいの認識で自分のなかでは100%マッチくらいの感覚なので、全く違いを認識していません。違いのわからないオンナ・・
 
それにしても優の右上が「百」じゃなかったのはショックでした。