麗江(リージャン)3つ目の世界遺産は玉龍(ユーロン)雪山。少数民族納西(ナシ)族が神の山として崇める山で、最高点の5546mは未だ誰も登頂したことがないんですって。
令和の(中国に令和は関係ないけど)技術を持ってして未踏の地ってどうゆうこと?と思ったけれど、頂上付近はかなり脆く、登山用具が使えないとかなんとか。
国立公園(中国でいう5A級観光地)の入り口までは自分たちの手配した車か、観光バスなどで行くのだけれど、2023年の年末には鉄道がオープンするようです。駅もほとんどできていました。国立公園内は園内指定のバスやカートでの移動になります。
ここは海抜3000mくらい
植生がなくなるライン
ここが4506m地点
植生の変化を見えるのも楽しい。人類未登頂のユーロン雪山ですが、3356mまではバス、そこから4506mまではロープウェイ、しかも10分ほどでひょいっと行けるんです。すごっ
1日1万人に制限があるので、ハイシーズンのロープウェイのチケットは要予約。
4500m以上の高地、しかも短時間で一気に富士山(3776m)越えなので、寒さだけではなく高山病が心配な人ももちろんいて、高濃度酸素缶があちこちで売られていて、みんなせっせと酸素を補給していました。
酸素補給の「吸気室」もありました
我が家はふたりとも比較的高地に強いほうらしく(もしくは代謝が悪いだけとも言う)過去にもチベットで5000m、アルゼンチンのサルタやフフイでも4500m、ペルーのクスコ3400mなども「ちょっと息切れるね、ふ〜」くらいで乗り越えてきたので、今回もまあ大丈夫かなと丸腰でやってきました。ちょっと息は切れたけど。ふぅ〜
この20年ほどで随分雪が減ってしまったそうですが、年中雪山です
4506m(謎のポーズで写真を撮っている奥のファミリーが気になる)
歩いて4576m地点まで来た
4600mまで行けます(けど行かない)
ふう〜。空気うすっ。高山病対策として水分を取ることはわりとどこでも聞きますが、中国ではチョコレートがいいよと言われました。本当なのかしら。ちなみに南米ではコカの葉っぱ。ここではさすがにコカの葉っぱは手に入らなそう。ドライフルーツとかナッツも良い聞くけれど、高山病というよりも持ち運びやすくて食べやすくて高カロリーがポイントのような・・。
さて、中国の写真愛についてはなんどか触れて来ましたが、まさか、まさかなのですが、海抜4500mを超えのユーロン雪山でももちろんいきます・・すごいわぁ。
ウエディングフォト撮影
続きましては
ロープウェイで下山し、国立公園内のバスに乗り換えて呼吸の楽な3000ちょいちょい界隈の美しい湖エリアへ。中国の超有名景勝地のひとつ、四川省の九寨溝(きゅうさいこう)のような美しさから「小九寨溝」とも呼ばれる藍月谷などもに寄って来ました。
美しい。確かに美しい。水は美しい。
曇り空でもこのくらい美しいので、晴れていたらもっともっともっと美しかったはず!この綺麗な水に青空が映るところを心の目で見る。美しい〜。
この旅では高地だったこともあって紫外線アレルギーに苦しんでいたので、晴れていたらアレルギーはもっと大変だったと思うのですが、青空の下でこの湖をみることができたらな・・んんん〜見たかった!
もうひとつんんん〜と思ったのは、棚田とか滝とか、そのあたりは全て人口で、作り込み感というか演出感がどうしても気になります。そのままの方が良かったんじゃないかなー。
と思いますが、青空だったらそんなことはさして気にならないくらい「うわーキレイー」となると思うので、やっぱり青空ありきです。それに写真を撮るということに関してはみなさん満喫されてたから、いいのかな。
撮影用の満開の謎の花が咲く謎木もある、写真を撮ると右のようになる