もくじ
ゲイシャ種専門店珈琲焙煎所「刀」
先日おみやげのセンスが残念な父の話を書きましたが、お土産に限らずいろいろな点において、父の残念な部分をより多く受け継いでいるのがわたしです。もちろんわたしのお土産のセンスも若干ずれ気味。一方、母と姉はちょっとしたものでも相手がうれしくなるものや、キュキュとツボをついてくるセンス。わたしもそっち側にいきたかった。
先日実家に行った時、姉からもらったお土産がとても素敵でした。
高級コーヒー、ゲイシャの豆
仙台にゲイシャの専門店があるとは、まったく知りませんでした。仙台のイケメン・レジェンド伊達政宗の生誕450年を記念するボトルがかわいいです。仙台のコーヒーカルチャー、帰るたびに知らないカフェが増えていて、どんどん変わっているのをヒシと感じます。
大きい街・小さい街
わたしの好きなサイズの街は、60%〜70%くらいその街のことを把握できているくらいが好みです。80%超えると知っているところだらけの窮屈な感じがあるし、30%くらいまでになるとやはりアウェイ感が時にさみしい。その点でいくと、仙台サイズは、大きさとして自分の街感もあり、でも知らないところもまだあって、というところが居心地良かったです。
同じように感じたのはブエノスアイレスの街もそのくらいの近からず遠からずな絶妙な親近感を持てる街でした。一方、東京や大阪は親近感を持つには大きすぎて、やはり居候感が否めません。まあ居候なんですが。エリア、区単位だとぴったり感なんですけどね。
高級コーヒー
世界の超高額コーヒーと言えば、ジャコウネコの糞から取るコピ・ルアク(インドネシア産)カペ・アラミド(フィリピン産)、さらにはゾウの糞から取るブラック・アイボリー(タイ産)などがあります。お店で飲むと一杯1万円前後という恐怖な値がつくコーヒーです。また、ジャコウネコさんやゾウさんが商業的に利用されるのかと思うと、個人的にはNOの姿勢を表明したい。
ジャコウネコさんとかの特殊コーヒー豆を除いた高級品といえば、ブルーマウンテン(ジャマイカ産)(最近あまり見かけない気がしますが)の一番グレードの高い「No.1」、そしてゲイシャ(パナマ産)、特にエスメラルダ農園のゲイシャが高値で取引されています。
姉にもらったゲイシャもパナマのエスメラルダ農園。24g(2杯分)で1,080円。ひゃーん。数年前パナマで買ったゲイシャ、エスメラルダ農園のものではありませんでしたが、当時書いたブログを読むと、250gで25ドル(約2500円/2014円1月レート)。これで高いと騒いでいましたが、激安ですね。全くもって現地価格でした。
「味」は好みの問題なので、値段が高ければ美味しいかというとそんなことはありませんが、ゲイシャはかなり好きな味です。滅多に飲めるものではないので、じっくり味わっていただきました。おいしかった。