「とりあえず4日でしょ」とふわっとした心構えで突入した上海の都市封鎖。住んでいるアパートは、感染者も濃厚接触者も1度も出ていないのですが、なぜか封鎖解除の通知がこないまま今日で19日となりました。
そんな中、わたしの毎日にうるおいを与えてくれるのが、ヒツジたち。
SNS上にいる世界のヒツジたち、そして日本からは、淡路島のイングランドの丘のTwitter、千葉のマザー牧場と三重のひつじみかん牧場のInstagramのヒツジたちを中心に、癒しをわけていただいています。
上海のロックダウン生活が始まって、中国のSNS上でもちょいちょいヒツジを目にすることが増えました。ヒツジと言っても、かわいいヒツジの写真ではなく、こちら「🐑」のヒツジ。
使用例としては、「隣のアパートに🐑がいました」「わたしのアパートにも🐑がいます」「今日もまた🐑が!!!」こんな感じで上海のSNS上に🐑🐑🐑🐑🐑🐑がいっぱい。
なんのことかと聞いたら、🐑とは、PCR検査の結果「陽性」となった人のことを指す絵文字でした。羊は中国語で「ヤン」、陽性の陽も「ヤン」ということで、🐑たちが使われるようになったとのこと。おおおおお。確かに「陽性者」と書くよりも🐑の方がはるかにマイルド。
そしてロクッダウンがはじまって2週間が過ぎた頃、気がついたんです。
わたしの使用している中国系のSNSやアプリのプロフィール画像、どれもヒツジ写真を使っていました。まるでアイコンに「コロナ陽性」と書いているようなもの。ひっ・・・
そう思う人はいないかもしれませんが、いなくないとも言い切れない。ブラックなジョークと誤解されたらとってもイヤですー。いやん
そうでなくともこの封鎖下、アパートの管理人や、住人とグループチャットをする機会が増えました。わたしのヒツジアイコンがちょこちょこ現れ、目にするたびにざわわとしてしまう人がいるかもしれませんし、それはわたしの意図するところではありません。
そんなわけで、しばらくの間わたしのヒツジたちには暇を出すことにしました。
ひとまず、しれっとアイコンの写真を変更しておきました。ふう
本日登場のヒツジたちは、アルゼンチンのルハンにある農場レストラン「Rodizio Campo Luján」のヒツジたちでした。