ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

食べたり歩いたり、食べたり、食べたり|マレーシア・マラッカ(Malaysia, Melaka

マラッカはマレーシア発祥の地とされる古都、世界遺産の街。15世紀の建国前後に移住して来た中国系民族と、現地のマレー人の文化をミックスさせた独自の生活スタイルのプラナカン文化。さらにポルトガル 、オランダ、イギリスなど宗主国としてやってきた激動…

マラッカ海峡の赤い夕陽を見に|マレーシア・マラッカ(Malaysia, Melaka)

マレーシア半島南部にある、世界遺産の街マラッカにやって来た。マレー鉄道でマラッカと言えば、マラッカ海峡の夕陽。(マラッカの最寄りの鉄道駅は遠いらしく、クアラルンプールでバスに乗り換えたけど) しかし、多少遠まわりになるかもしれないと知りつつ…

マレー鉄道と長距離バス、旅の味わいとは|マレーシア(Malaysia)

今日はマレー鉄道に乗る。要予約。ネットで予約を入れ、支払おうとするもカードがはじかれ決済できず。そんなわけで、イポーで宿泊していたホテルのなんでも知ってる、ステキなお姉さんに代わりにチケット買ってもらった。ありがとう。 猫さんが道案内 イポ…

ショッピングモールとか、とかとか|マレーシア・イポー(Malaysia, Ipoh)

マレーシアではみなさん愛想が良く、とても親切にしていただいた。入国時のイミグレーションから笑顔だった。あんなににこやかに対応してくれた入国審査官に会ったの、仙台空港以来かも。 無表情(バリエーションはある)で無言の審査官にあたることが多い(…

ツタ物件+リノベーション物件+地下物件 の本屋さん|マレーシア・イポー(Malaysia, Ipoh)

どこかに行ったらその街の本屋さんには寄ってみたい。面白い本屋さんだったらなお良し。 泊まっていたホテルのスタッフ(イポー 出身で、なんでも知っていて、サイコーに面白くて、親切で、ステキだった)におすすめの本屋さんを聞いたら、「よくぞお聞きな…

リトルインディア|マーレーシア・イポー(Malaysia, Ipoh)

多民族国家のマレーシア。国全体の民族構成はマレー系約70%、中華系約23%、インド系約7%(2022年マレーシア統計局)となっています。 ここイポーの構成比はというと、中華系約70%、マレー系約17%、インド系12.5%(2004年国勢調査イポー市)と、華人の…

ストリート・アートもたのしい|マレーシア・イポー (Malaysia, Ipoh)

イポーのすてきなところは、もやしの街(もとい、美食の街)であるのと同時に、まち歩きが楽しいところ。街のいたるところでウォールアートを見ることができる。 壁に描かれた絵たちがまとまっている通りもあるし もうだいぶ消えかけている絵もある(Humming…

世界でいちばん、もやしが美味しい街|マレーシア・イポー (Malaysia, Ipoh)

昨日ブログに載せた写真のチョイスが悪くてタイガービール(シンガポールのビール)の王冠に目がいく感じになってしまいましたが、行ってきたのは、逆さに写り込んでいるツインタワー(Petronas Twin Towers)がランドマークのマレーシア。この写真↓ タイガ…

ウイグルの空から、次の旅先

新疆ウイグル自治区から上海へはカシュガル発ウルムチ経由のフライト。 カシュガルの空港は軍民両用空港でした。中国軍の戦闘機とか偵察機がガンガン離発着している様子が目の前で繰り広げられて、けっこうびっくりする。中国の軍機、初めて見ました。 「写…

旧市街さんぽ|ウイグルカシュガルとりっぷ

カシュガルはウイグル族を中心としたイスラム教を信仰する少数民族が大部分。旧市街の中心には、この地のイスラム教徒の中心でもあるモスクや、2万人の人が住むバザールとなっています。旧市街は数年かけた大規模修繕が昨年終わったところだそうです。 1442…

カシュガルのヒツジが世界で一番おいしい|ウイグルカシュガルとりっぷ

ウイグルに来るにあたってわたしを悩ませていたことのひとつは、ヒツジを食すことを避けることはできるのかということ。ウイグルはヒツジ王国(食べる方)なのです。 ウルムチではヒツジを避けたのですが、トルファンでいよいよ避けることができなくなり、無…

ウイグルのゆりかご|ウイグルカシュガルとりっぷ

ウイグル族のゆりかご(ウイグル語でブシュク)の話。ウイグルの都市部など(首府のウルムチとか)ではあまり使われなくなってきたそうですが、カシュガルでは2023年現在も現役のブシュクたち。 ウイグル・ブシュク(ゆりかご) 赤ちゃん(1歳まで使うらし…

山を越えたらタジキスタン、中国の西の端っこへ|ウイグルカシュガルとりっぷ

最後にやって来たのは、中国の西の端っこの街カシュガル。ここまで来ると漢民族の割合はぐっと減り、91%がウイグル族を筆頭に中央アジア系の少数民族。 この日はカシュガルの街からさらに西、山を越えたらダジキスやキルギスという国境エリア、7,000m級の山…

おじいさんの骨董屋さん|ウイグルトルファンとりっぷ

ユーラシア大陸のずいぶん中央に位置するトルファンは、北京時間(日本+1時間)の夜といってもまだまだ明るい。ちょっとぷらっとしようかなと中国のSNSの小紅書を眺めていたら近くに面白そうなところを発見。 住所はこの辺みたい。正面先の赤い車のところ…

ウイグルごはん|ウイグルトルファンとりっぷ

トルファンでウイグルごはんといえばここと教えてもらったお店へ お肉の焼ける匂いが漂う〜 蘇来曼拌麺王(Sulaiman banmian wang) 店内、店外、お持ち帰りもみんな待ってる お店の名前にもなっているラグメン、中国語では拌面(バンミエン) そしてみんな…

シルクロードのたび|ウイグルトルファンとりっぷ

続いて訪れた街はトルファン トルファンへはウルムチから見渡す限り乾いた茶色の景色の中を約2時間半のドライブ。道中は塩湖や油田、そして延々と続く風力発電の風車の林。途中のサービスエリアで降りた時には強風で吹き飛ばされそうになりました。これだけ…

国際大バザールとウルムチの中華ごはん|ウイグルウルムチとりっぷ

ロシアからの大寒波に阻まれ、中国のスイス、世界自然遺産の「天池」を堪能できなかったのは大変残念だったのですが、ウルムチの人気スポットはまだ他にも。 ウルムチの「国際大バザール」へ行って来ました。 この日は寒波も去り、いいお天気 イスラム圏では…

世界で一番海から遠い都市とロシアからの大寒波|ウイグルウルムチとりっぷ

夏のウイグルとりっぷの1都市目は、新疆ウイグル自治区の首府「ウルムチ」。人口約480万の大都市、人口の75%は漢民族、わたしが訪れた2023年の夏現在は、エキゾチックな異文化カラーふわっとまとった「中国の」中規模の大都市。 ウルムチは「世界で一番海…

夏の新疆ウイグル自治区

この夏は新疆ウイグル自治区に行ってきた。上海からウイグルの首府ウルムチまでは直行便でおよそ5時間。電車でおよそ24時間、車はノンストップで42時間ほど。遠い。 今回行ったのは、新疆(しんきょう/シンジャン)ビギナーがまわりやすい、地図に青い矢印…

SAYONARAAAAAA

さよならコロナ! 真ん中が本日の! コロナの症状って人によってほんとそれぞれで、自分にどの症状がでるのかでないのか(あわよくばほぼ無症状がいいけれど)、なってみないとわからないところがあってドキドキと過ごしていました。 残念なことにほぼ無症状…

逃げ切れなかった・・・

金曜の夜、ほとんど土曜日になったころ砂漠地帯から上海に帰ってきて、鼻がぐしゅぐしゅしていました。ゴビ砂漠からの黄砂で未だかつて経験したことのない空気の悪さだったので、まあしょうがない。 洗濯機をごろんごろんとまわしのんびり過ごした土曜日。ち…

メンズのヘアスタイルとかヒゲとか

上海の私の行動範囲内で見かけるメンズのヘアスタイル、だいたいこんな感じが多いです。芸能人とか、対象が変わればまた違うのかもしれませんが、だいたいこんなイメージ。 カラー・パーマ率低め、フェードカット率すごい高め。日本は刈り上げ>フェードの印…

2023年の夏アイス2つ、とおまけのもうひとつ(小雪生)

37、8度の日々がいつのまにか過ぎ去り、最近の上海は32、3度。33度だと風がふーっと吹いたりすると涼しいーと感じるくらい過ごしやすい(感覚おかしい) そうこうしているうちもう8月。あっという間。 この夏もアイスを満喫しています。上海のスーパーで売…

覚え間違えていた漢字

間違いやすい漢字の代表に「完璧」を「完壁」や「洒落」を「酒落」などがありますが、それともちょっと違う、漢字そのものを覚え違いしていたというものがひとつあります。 間違えていたことに気がついたのは、10年くらい前のこと。漢検を取って提出する必要…

2011年7月22日(金)のノルウェー

2011年7月22日、ノルウェーの首都オスロとウトヤ島で発生した連続無差別テロ。市内政府庁舎爆破と、ウトヤ島でサマーキャンプに参加していた10代の学生たちを狙った銃乱射。両方の事件で77人の命が奪われ、319人の負傷者のうち99人は重症。 この犯人が当時32…

テレアポのアルバイトとリカちゃんでんわ

大学生2年生の夏休みの短い期間、テレアポのアルバイト経験があります。テレアポとは、テレフォンアポイントの略称で、わたしがやっていたのは某通信系会社の企業向けの新規通信サービスのための商談のアポをとる仕事でした。 大学の夏休みの一時帰国の間だ…

心と体を癒す夏の中華スイーツ|緑豆のぜんざい

緑豆(りょくとう)はムング豆とも呼ばれているあずきのような緑のお豆さん。モチモチとしたタイプの春雨ではなく、コリコリと歯ごたえのあるタイプの春雨(緑豆はるさめ)にも使われています。 中華圏では緑豆湯(リュウドータン)とか緑豆沙(リュウドーシ…

ハルビンビキニ 他

ハルビンの記事にならなかったものたち この角度の電柱ってどういうことなのだろう 中華バロック歴史文化区 100年ものの建築物が集まる場所。通りによってアンティークや古本のフリーマケットが開かれていたり、食べ歩きも楽しいエリア。 上左の建物は戦時中…

ハルビンの古着屋さんが集まるパティオ(ほぼ廃墟)

きょうもハルビン街歩き。 この日のお散歩はハルビンの中央大街。中央大街は100年くらい前のヨーロッパ風(ロシア風味)の建物が立ち並ぶ、石畳の歩行者天国。 写真は暗っぽく撮ってみましたが、本当はパステルカラーの建物もいっぱいあります。 チャイコフ…

ハルビンで廃墟見学

ハルビン街歩き。 20世紀初めのロシアをはじめとしたヨーロッパの建物が残る街ハルビン、ハルビンは人口1000万近い街ではあるのですが、それほど大きいわけではないので街歩きには良いかんじ。 SNSで見つけた気になるところへ、バスと3線ある地下鉄で(あと…