ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

中国

国際大バザールとウルムチの中華ごはん|ウイグルウルムチとりっぷ

ロシアからの大寒波に阻まれ、中国のスイス、世界自然遺産の「天池」を堪能できなかったのは大変残念だったのですが、ウルムチの人気スポットはまだ他にも。 ウルムチの「国際大バザール」へ行って来ました。 この日は寒波も去り、いいお天気 イスラム圏では…

世界で一番海から遠い都市とロシアからの大寒波|ウイグルウルムチとりっぷ

夏のウイグルとりっぷの1都市目は、新疆ウイグル自治区の首府「ウルムチ」。人口約480万の大都市、人口の75%は漢民族、わたしが訪れた2023年の夏現在は、エキゾチックな異文化カラーふわっとまとった「中国の」中規模の大都市。 ウルムチは「世界で一番海…

夏の新疆ウイグル自治区

この夏は新疆ウイグル自治区に行ってきた。上海からウイグルの首府ウルムチまでは直行便でおよそ5時間。電車でおよそ24時間、車はノンストップで42時間ほど。遠い。 今回行ったのは、新疆(しんきょう/シンジャン)ビギナーがまわりやすい、地図に青い矢印…

ハルビンビキニ 他

ハルビンの記事にならなかったものたち この角度の電柱ってどういうことなのだろう 中華バロック歴史文化区 100年ものの建築物が集まる場所。通りによってアンティークや古本のフリーマケットが開かれていたり、食べ歩きも楽しいエリア。 上左の建物は戦時中…

ハルビンの古着屋さんが集まるパティオ(ほぼ廃墟)

きょうもハルビン街歩き。 この日のお散歩はハルビンの中央大街。中央大街は100年くらい前のヨーロッパ風(ロシア風味)の建物が立ち並ぶ、石畳の歩行者天国。 写真は暗っぽく撮ってみましたが、本当はパステルカラーの建物もいっぱいあります。 チャイコフ…

ハルビンで廃墟見学

ハルビン街歩き。 20世紀初めのロシアをはじめとしたヨーロッパの建物が残る街ハルビン、ハルビンは人口1000万近い街ではあるのですが、それほど大きいわけではないので街歩きには良いかんじ。 SNSで見つけた気になるところへ、バスと3線ある地下鉄で(あと…

ハルビンごはん

ハルビングルメってどんなものあるのかなと検索すると、ハルビンのある中国東北地方の水餃子や鍋包肉(ゴウバオロー)が出てきます。ハルビン特有となると、ハルビン・ソーセージ、アイスキャンディー、ロシア料理がメジャーどころのよう。 ゴウバオロー以外…

ハルビンでもがんばるニッポン「ぶざまな熊ちゃん楽園」他

日本に住んでいるアメリカ人が、日本で見つける変な英語やアメリカ風の怪しいお店を見つけては写真を撮るように、日本に住んでいる中国人が、日本で見つける変な中国語や怪しい中国風のお店を見つけては写真を撮るように、わたしの中国ライフの楽しみのひと…

中国最北の省で泊まる、世界最安クラスのザ・リッツ・カールトン

中国最北の省、黒竜江省のハルビンに世界最安のザ・リッツ・カールトンがあるというので、夫をそそのかして泊まって来ました。ソンホワ・リバー沿いに建つ一際背の高いビルがザ・リッツ・カールトン、ハルビン。 世界で1番安いだなんて!!!と検索したら、…

6月のハルビン

中国の東北部(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の最北、黒竜江(こくりゅうこう/ヘイロンジァン)のハルビンに行ってきました。 ハルビンといえば、1月末から2月末にマイナス30度を超える極寒の中で開催される「ハルビン氷祭り」が有名な街。言い換えるとそれ…

お久しぶりのタマリンド

雲南省に行った時に久しぶりに見たタマリンド。タマリンドと聞いてピンと来られる方はタマリンド産地にお住まいの方か、カレー好きの方でしょうか。 「タマリンド」とは アフリカのサバンナ原産のこんな果物 こんな木になっている 豆のようなさやに入ったフ…

中国の “無印” は無限だった

日本の楽天スーパーSALEや、AmazonのブラックフライデーのようなECセールイベント、中国も年に2回巨大市場を動かすECセールがあります。 ひとつはアリババが11月11月の独身の日に仕掛けた「ダブルイレブン(双十一)」、そしてもうひとつが京東(ジンドン)…

日本、オーストラリア、韓国?・・・全部中華だった

海外企業風のブランディング戦略をとる(というかほぼほぼ海外企業に擬態している)中華企業があったりなかったりというのはご承知のところ。有名どころでは、無印のようなユニクロのようなDAISOのような雑貨チェーン名創優品(Miniso)が、昨年SNSで大炎上…

雲南省、ペー族(白族)の村へ行ってきた|ふつうの村編(周城村)

日本語ではペー族と書いていますが、ペー語では白和(Baipho / ペイホー)、中国語では白族(Baizu / バイツー)、ついでに英語ではthe Bai (またはPai)です。 そのペー族(白族)、もちろん民族カラー「白」 圧倒的に白率高いクルマ 車窓から見た周城村。…

雲南省、ペー族(白族)の村へ行ってきた|観光の村編(喜州白族村)

白吃白喝(バイチーバイフー)=「ただ食いただ飲み」という意味の名前のお店 少数民族の多い、雲南省の大理ペー族自治州の州都大理(ダーリ)市の3分の1ほどの人口を占めるペー族(白族)は、チベット系の少数民族で、未婚の女性がつける白い羽飾りが「白…

雲南省のたび、大理ペー族自治州へ

大理石の名前の由来でもある、大理ペー族自治州大理市にいってきました。ペー族自治州と名がつくだけに、中国に住む少数民ペー族(白族)の8割が大理(ダーリ)に住んでいるそうです。大理の人口の割合はペー族3割、漢民族3割、残りは他の少数民族なんで…

少数民族のオールドタウン、束河古鎮と白沙村へ

8世紀頃この地にやってきたナシ族が12世紀に建造した街、麗江(リージャン)。旧市街の「麗江古城」を少し小さくしたような古い町「束河古鎮」と、束河をさらに小さくしたような古い村「白沙村」に行って来ました。 束河(シューフー) 午前中に玉龍雪山に…

標高4500mまでロープウェイでひょいっと世界遺産の玉龍(ユーロン)雪山へ

麗江(リージャン)3つ目の世界遺産は玉龍(ユーロン)雪山。少数民族納西(ナシ)族が神の山として崇める山で、最高点の5546mは未だ誰も登頂したことがないんですって。 令和の(中国に令和は関係ないけど)技術を持ってして未踏の地ってどうゆうこと?と…

世界遺産、麗江の旧市街を歩いたり、停電したり

雲南トリップのハイライトのひとつ麗江(リージャン)は、3つの世界遺産を持つ街。そのうちのひとつ、麗江の旧市街「麗江古城」に行ってきました。 古城といってもオールドキャッスルではなく、オールドタウンの方の古城。8世紀頃にこの地にやって来た納西…

多様性と絶景と美食の雲南省に行ってきた

雲南省へ行ってきました。上海から飛行機で約4時間の雲南省。東南アジアの国々の国境と接するそれはもう魅力的な旅行先。 せっかくそんなに遠くまで行くのなら、プーアル茶の産地プーアルにも行きたいし、省都の昆明も外せないし、電気グルーヴのシャングリ…

はじめての北京雑感

はじめての北京は週末たびで、「京都と言えば清水寺」のようなクラシカルな観光スポットにしか行けず、とりあえず行ってきた感が拭えませんが、はじめての北京は「噂にたがわず」といったところでした。 まずは噂通り「r 化(アール化)」は本当だった。「r …

はじめての北京|星付きトイレとか、女ともだちとか、かわいいツアーグッズとか

春は北京に行こう!・・と思ったのはもちろんわたしだけではなく、中国全土から観光客が集まっていました。みなさんもはじめての北京だったのでしょうか。 万里の長城を筆頭に、ガイドブックの最初の2、3ページにあるような定番どころだけをさらっとまわっ…

ついに行って来た憧れの世界遺産、万里の長城

外国に行っていろいろな場所や人を見てみたいーーーと世界が気になりはじめたころからいつかは行ってみたいとずっと思っていた万里の長城。 その頃の中国旅行と言えばニーハオトイレとか、ネタとしては面白いけれども日本のトイレだって極力避けたいわたしと…

北京の花粉症はヤナギのフワフワ

先日北京に行ってきました。空港でタクシーを待っていると、フワフワするものが足元を舞っていて(こんな大きな国の首都の空港にホコリが舞っていていいものか、否)と思っていました。 しばらくするとくしゃみが出てきたり、鼻がムズムズぐしゅぐしゅ(夫の…

甜水麺、名前とちがって全然甘くない成都の極太麺|六樘門川麺

担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、ホイコーロー、チンジャオロースー、バンバンジー、よだれ鶏・・・おなじみのおうち中華の多くが四川料理。陳さんの功績なのでしょうね。R.I.P. 行って来たのは「六樘門川麺」というお店。簡体字で書くと「川面」なのでつい「か…

揚州グルメを満喫、謎の揚州チャーハン|週末トリップ

週末トリップの最後は魅惑の揚州グルメ。旅行中は2店の揚州料理レストランに訪れました。 ひとつは観光地にある庶民的な観光レストラン、もうひとつは同じく観光客も多いですが、口コミアプリでも評判の高い人気のあるお店。 揚州グルメは、中国料理の中で…

揚州の大明寺と痩西湖|週末トリップ(おまけ:中国の文化財がいまひとつグッとこない理由)

春の揚州(ようしゅう/ヤンジョウ)週末トリップのつづき。 泊まったところは、世界遺産「中国大運河」の構成資産のひとつ「痩西湖」(そうせいこ/ショウシーフー)の南湖畔の広大な敷地に建つ「揚州迎賓館」。世界遺産に登録されたのと同時に開業したみた…

揚州の個園と東関街|週末トリップ(おまけ:中国の2大人気観光地 2023春)

日本から長安に向かう遣隋使や遣唐使が、海を渡り海のような長江(揚子江)を上り、最初に上陸したところが揚州(ようしゅう/ヤンジョウ)。漢の時代、紀元前からの長い歴史のある街に、週末旅に行ってきました。 上海からは約300キロ、高鉄(新幹線)で2…

はじめてのロウソン

先日、はじめてロウソンを食しました。 ロウソンとは、コンビニのローソン(Lawson)のことではもちろんなく、みんな(=中国人)大好きロウソン(rousong)のことあるよ。 わたしが中国に来たのは2018年の春。スーパーでも、デパ地下でも、ドンク(あの日本…

そして、中国に行くと

タイに行くと、プミポン元国王の古いプロマイドがお店の奥に貼ってあるように インドに行くと、ガネーシャのプロマイドがあちこちに貼られているように アメリカに行くと、星条旗どこにいっても目に入ってくるように 中国には、、 五星紅旗(ごせいこうき)…