ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

2023-01-01から1年間の記事一覧

6月のハルビン

中国の東北部(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の最北、黒竜江(こくりゅうこう/ヘイロンジァン)のハルビンに行ってきました。 ハルビンといえば、1月末から2月末にマイナス30度を超える極寒の中で開催される「ハルビン氷祭り」が有名な街。言い換えるとそれ…

なんでこれを頼んだのかな

外でお腹が空いた時で、カフェでスイーツとか、中華ローカルとか、コレがたべたいと決まってはいない・・メーニュー見てみないとわからない。 そんな時に便利なのが、だいたいなんでもあるファミレス。中国でファミレス的な位置にいるのが香港系のファミレス…

絵を描く人

小説を書く、詩を書く、曲を作る、絵を描く・・・ 読んだり、聴いたり、見たりするのは好きですが、小説を書いたことはなく、詩を書いたのは小学校の国語の授業、曲は楽器を習っていた高校生のころまで、絵を描いたのは大学のデザインの基礎の基礎のようなク…

涼皮(リャンピー)はじめました(デザートついてます)

暑くなってくると中華屋さんの入り口に出される「冷やし中華はじめました」が気になるように、上海でもこの季節になると「涼皮(リャンピー/liangpi)」がメニューにならびます。 つるるんむちっとした食感の、小麦粉のでんぷんから作った平太麺。野菜など…

本日は残念なお知らせがあります

ー買っておくねと言っていたものを買い忘れた ーお皿が割れてしまいました(割ったわけではない) ーシャツと買ったばかりの色物の服をうっかり一緒に洗ったらばっちり色移りした ー夕食のハンバーグがびっくりするほど焦げた ー夕食の餃子がびっくりするほ…

お久しぶりのタマリンド

雲南省に行った時に久しぶりに見たタマリンド。タマリンドと聞いてピンと来られる方はタマリンド産地にお住まいの方か、カレー好きの方でしょうか。 「タマリンド」とは アフリカのサバンナ原産のこんな果物 こんな木になっている 豆のようなさやに入ったフ…

中国の “無印” は無限だった

日本の楽天スーパーSALEや、AmazonのブラックフライデーのようなECセールイベント、中国も年に2回巨大市場を動かすECセールがあります。 ひとつはアリババが11月11月の独身の日に仕掛けた「ダブルイレブン(双十一)」、そしてもうひとつが京東(ジンドン)…

普通ってなに

ふ‐つう【普通】 [名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。 [副]1 たいてい。通常。一般に。2 (「に」を伴って)俗に、とても。「普通においしい」 デジタル大辞泉より ラムレ…

日本、オーストラリア、韓国?・・・全部中華だった

海外企業風のブランディング戦略をとる(というかほぼほぼ海外企業に擬態している)中華企業があったりなかったりというのはご承知のところ。有名どころでは、無印のようなユニクロのようなDAISOのような雑貨チェーン名創優品(Miniso)が、昨年SNSで大炎上…

雲南省、ペー族(白族)の村へ行ってきた|ふつうの村編(周城村)

日本語ではペー族と書いていますが、ペー語では白和(Baipho / ペイホー)、中国語では白族(Baizu / バイツー)、ついでに英語ではthe Bai (またはPai)です。 そのペー族(白族)、もちろん民族カラー「白」 圧倒的に白率高いクルマ 車窓から見た周城村。…

雲南省、ペー族(白族)の村へ行ってきた|観光の村編(喜州白族村)

白吃白喝(バイチーバイフー)=「ただ食いただ飲み」という意味の名前のお店 少数民族の多い、雲南省の大理ペー族自治州の州都大理(ダーリ)市の3分の1ほどの人口を占めるペー族(白族)は、チベット系の少数民族で、未婚の女性がつける白い羽飾りが「白…

雲南省のたび、大理ペー族自治州へ

大理石の名前の由来でもある、大理ペー族自治州大理市にいってきました。ペー族自治州と名がつくだけに、中国に住む少数民ペー族(白族)の8割が大理(ダーリ)に住んでいるそうです。大理の人口の割合はペー族3割、漢民族3割、残りは他の少数民族なんで…

ビャンビャン麺|秦小乖油泼面(1788店)

コロナで日本にいたころにカルディ界隈のSNSでよく目にした「ビャンビャン麺」。そのキャッチーな響きと、恐ろしく画数の多い漢字ということで日本でも認知度が高い(かどうかは知らないけれど)ビャンビャン麺を食べて来たはなし。 中国大陸で使われている…

少数民族のオールドタウン、束河古鎮と白沙村へ

8世紀頃この地にやってきたナシ族が12世紀に建造した街、麗江(リージャン)。旧市街の「麗江古城」を少し小さくしたような古い町「束河古鎮」と、束河をさらに小さくしたような古い村「白沙村」に行って来ました。 束河(シューフー) 午前中に玉龍雪山に…

標高4500mまでロープウェイでひょいっと世界遺産の玉龍(ユーロン)雪山へ

麗江(リージャン)3つ目の世界遺産は玉龍(ユーロン)雪山。少数民族納西(ナシ)族が神の山として崇める山で、最高点の5546mは未だ誰も登頂したことがないんですって。 令和の(中国に令和は関係ないけど)技術を持ってして未踏の地ってどうゆうこと?と…

世界遺産、麗江の旧市街を歩いたり、停電したり

雲南トリップのハイライトのひとつ麗江(リージャン)は、3つの世界遺産を持つ街。そのうちのひとつ、麗江の旧市街「麗江古城」に行ってきました。 古城といってもオールドキャッスルではなく、オールドタウンの方の古城。8世紀頃にこの地にやって来た納西…

多様性と絶景と美食の雲南省に行ってきた

雲南省へ行ってきました。上海から飛行機で約4時間の雲南省。東南アジアの国々の国境と接するそれはもう魅力的な旅行先。 せっかくそんなに遠くまで行くのなら、プーアル茶の産地プーアルにも行きたいし、省都の昆明も外せないし、電気グルーヴのシャングリ…

台南に行ったら、担仔麺(ダンツーメン)|台南擔仔麵(黄大洲)

以前台湾を南から北上したことがあるのですが、その時に数日立ち寄った台南にときめき、以来「台南」と見聞きするとピクッとなるようになりました。 で、先日通りを歩いていましたら左目のはしっこに「台南」の文字が見えたので立ち寄ってきました。 台南擔…

美味しいナポリピッツァが上海にやって来た|Bottega Shanghai

2014年に北京にオープン、その後もう1店オープンして現在北京に2店舗あるピッツァリア「Bottega」。世界最高峰のピッツァガイド「50TopPizza」ではアジア太平洋地域のベストピッツェリアに選ばれた他、ピザ界の数々の名誉ある賞を獲っている Bottega が満…

ディンディン・チャオミエン(丁丁炒面)とミルクビール(奶啤)|新疆ごはん

先日フードコートで食べた新疆ウイグル自治区の郷土料理。新疆料理というと、串刺し羊肉のイメージなのですが、もちろん串刺しの羊肉だけ食べているわけではなく、麺料理もあるようです。地下鉄の中山公園駅直結のショッピングモールの地下にある、90年代初…

小さなお店「阿拉馄饨」で食べる担々麺、今がピーク上海の花粉症はプラタナスのフワフワ

どこかカフェに寄って帰ろうと歩いていたら急に担々麺が食べたくなったある日のこと。 BaiduMaps(グーグルマップのようなアプリ)に担担面と入れて一番近くでヒットした「阿拉馄饨(Ālā húntún / アーラーワンタン)」に行ってみることにしました。 「阿拉…

はじめての北京雑感

はじめての北京は週末たびで、「京都と言えば清水寺」のようなクラシカルな観光スポットにしか行けず、とりあえず行ってきた感が拭えませんが、はじめての北京は「噂にたがわず」といったところでした。 まずは噂通り「r 化(アール化)」は本当だった。「r …

はじめての北京|星付きトイレとか、女ともだちとか、かわいいツアーグッズとか

春は北京に行こう!・・と思ったのはもちろんわたしだけではなく、中国全土から観光客が集まっていました。みなさんもはじめての北京だったのでしょうか。 万里の長城を筆頭に、ガイドブックの最初の2、3ページにあるような定番どころだけをさらっとまわっ…

ついに行って来た憧れの世界遺産、万里の長城

外国に行っていろいろな場所や人を見てみたいーーーと世界が気になりはじめたころからいつかは行ってみたいとずっと思っていた万里の長城。 その頃の中国旅行と言えばニーハオトイレとか、ネタとしては面白いけれども日本のトイレだって極力避けたいわたしと…

このお米はなんだろう|安西路(アンシールー)

上海の都心部の細い道には古いビルやアパートがまだまだたくさんあるのですが、細い道の古いビルに店舗を構えるショップやカフェもけっこうあり、上海のワンホン(網紅 / インフルエンサー)たちが見つけてはSNSにアップするので、こんなところになぜ行列?…

北京の花粉症はヤナギのフワフワ

先日北京に行ってきました。空港でタクシーを待っていると、フワフワするものが足元を舞っていて(こんな大きな国の首都の空港にホコリが舞っていていいものか、否)と思っていました。 しばらくするとくしゃみが出てきたり、鼻がムズムズぐしゅぐしゅ(夫の…

コーヒー豆と6年放置した本の読後感|HOmemade藍屋珈琲

めんどくさがりなもので、ほとんどのことはめんどくさいと思っているのですが、コーヒーを飲むのにコーヒー豆を挽いてコーヒーをいれるのはめんどくさくありません。 いつも気に入っている2、3店のコーヒー豆をローテーションしているのですが、久しぶりに…

武夷MIX320(ウーイーミックスサンアーリン)と我家菜場

リノベーションスポットが続々とオープンしている上海。ここは2021年末にオープンで、オープンしてすぐにゼロコロナからのロックダウンに巻き込まれたものだから、オープンしたもののマイナスだけが膨らんでいってテナントオーナーは生きた心地がしなかった…

甜水麺、名前とちがって全然甘くない成都の極太麺|六樘門川麺

担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、ホイコーロー、チンジャオロースー、バンバンジー、よだれ鶏・・・おなじみのおうち中華の多くが四川料理。陳さんの功績なのでしょうね。R.I.P. 行って来たのは「六樘門川麺」というお店。簡体字で書くと「川面」なのでつい「か…

気になる上海ウェディング

上海で披露宴にお呼ばれいただく機会があり、喜んで!と参加させていただきました。上海ウェディング!もう楽しみしかない。 中国の結婚式・披露宴は、伝統スタイル・現代スタイル(中華・西洋)とあり、挙式会場は自宅や地域の公民館から、ホテルウェディン…